小川もこ Life is Beautiful

DJ・パーソナリティー小川もこ の 日々のよしなしごとから ジャズ・酒・旅の話など。

明るい未来は5

 本日、入場1千万人を突破した「愛・地球博」。先週末、二度目の取材をする機会を得ました。あいにく雨模様の天気でしたが客足は衰えず、一番人気の日立館などは220分待ちの表示。人気の企業パビリオンはどこも長蛇の列。とは言うものの、比較的スムーズな流れなのは、スタッフも相当慣れてきているし、予約システムを賢く活用するなどお客さんも心積もりが出来ているためでしょうね。夜間入場は半額、、など嬉しいシステムも出来、プレス公開の時に感じたものとは違った好印象を、会場のそこここで持ちました。

万博です。大阪から35年ぶりという滅多にない国際イベント、是非、一人でも多くのかたに体験してほしいなぁと思うのです。

 面白かったのは、某外国パビリオンで働く日本人アテンダントに聴いたお話。
全世界から様々な人が参加している万博。そこで働く人々の間で いきおい、国境を越えての恋の花が咲くことも多々あるようで。最近は、各国パビリオンで 閉園後、親善パーティーも開かれ国際交流ますます盛
んな中、次々にカップルが誕生しているとか。そんなひと組、とあるラブラブ気分の高まったカップルが、二人きりの時間を過ごそうと普段は開かずの間であるVIPルームのドアを開けると...! そこには別のカップルが超アツアツ場面を展開中だった...とまぁ、恋に国境はございませんわな。閉会後には、国際結婚カップルも多数誕生しそうな勢いなんですって。羨ましがってる貴方、今からでも遅くない!さぁ万博で働こう♪

 おおむね好感度アップの今回でしたが失望させられたことも。そう、プレス公開時、感激した!と、もこまぐでも報告しましたグローバルハウス内『スーパーハイビジョンシアター』です。
NHKが開発した一画面あたりの情報量がハイビジョンの16倍という世界初の超高精細映像システム! これが600インチの大型スクリーンに映し出され、息を呑む感動なのですが...この7月から上映内容がチェンジしたということで、更なる期待を持って臨んだのに、ちょっとがっかりでした。
画面は当然、スーパー綺麗。でも前の映像で展開されていた、祭りや、一面のヒマワリといった地球上の生命体から感じる躍動感...つまり「生きる喜び」といったものが新バージョンでは感じられないのです。ただ森や山や路傍の石仏を映す。それはそれで良いんだけどね...。夏川りみさんの歌に乗せて、手話をしながら見せていた子供達の活き活き表情も無い。
NHKに断固抗議申し上げたい!
  前のほうが良かった。元に戻して下さいぃぃ〜!

 さて、訪れた先週金曜日はセンターゾーン愛・地球広場にて嘉門達夫さんのトワイライトコンサート3days の2日目にあたる日でした。

これも楽しみにしていたのに時々本降りとなる無情の雨。この日の昼のイベントは石井竜也総合プロデュースで人気のパレード&ショー「精霊たちの森林舞踏会」はじめ、各国の芸能イベント等も、のきなみ中止。
天気の良い日ならこの広場、青い芝生の上で家族連れなど思い思いにステージを楽しめるキモチの良いスペースなのに。前日の嘉門さんライブは5千人の聴衆で埋まっていたそうですが、今は100人ほどがぽつぽつと、屋根付きスペース下や、最前列に傘と合羽で雨をしのぎながら陣取って待っています。このコンサートも中止となってしまうのかしらん...と不安なファンの方々と共に、空とにらめっこしながら 午後7時の開演を待ちました。

すると、開演予定の30分前、いきなりステージバックのオーロラビジョンに大写しになったサングラスの男性。わぁ〜い嘉門さんの登場だ♪あれ?手にはギターじゃなく、傘を持ってる...?! なぜ?

登場するなり、嘉門さんの口から出た言葉は「雨のため今日のコンサートは中止ですぅ」
えぇっっ?!そんなぁ、、、悲鳴のような落胆の声が 待っていた皆の口から漏れます。
「でも、せっかく雨の中、待っていてくれた皆に悪いから、とりあえず登場しましたぁ。こんな上にいるのもなんだから、、」と、なんと彼はステージを降りて最前列の芝生のほうへ向かってくるではありませんか。
喜ぶまいことか、屋根のある場所からもみんな走り出てきて、ステージ前はたちまち黒山の人だかり。車椅子の女性の姿も見えます。触れんばかりの嘉門さんとの接近に驚いたり喜んだり、「えぇ〜、携帯で写真を
撮ってる人〜、」(あ。写真撮影は禁止って言われるのよね、きっと)
「どんどん撮ってもえぇよぉ〜」とユーモアたっぷりに嘉門さん。もう全員が至近距離からデジカメや携帯でパチパチ。後で聴いた話では、スタッフが「ギターや機材も濡れては使えませんし、中止にしましょう」
と言ったとき、待ってくれてる人がいるなら、カラオケの歌だけでも歌う、、と言ったのだとか。そうして替え歌メドレーと、もっと聴きたい〜の声に応えて『明るい未来』を歌ってくれたのでした。

この曲は ちょうど大阪万博の頃の日本の微笑ましい家族風景を ほのぼのと歌っている佳曲です。近未来の鉄腕アトムに登場するような大阪万博のパビリオンや展示物を観て、1970年当時小学生だった万博少年・嘉門さんはじめ、皆 こんな未来が来るって思っていたよなぁ。

♪明るい未来を信じてた 豊かな時代を目指してた 
希望があふれてた 
すべてがキラキラ光ってた 平和が続くと思ってた 
あの日に帰りたい♪

と歌うこの曲、実は懐古趣味でもなんでもなく、今の私達が忘れそうになってる大事なものを根底に秘めてます。高度経済成長期の日本が元気だった時代に 皆が夢見ていた明るい未来。いざその未来となった今、あの頃思い描いていた「明るい未来」をほんとに生きているんだろうか・・。
もいっかい、大事なものを探してみようという強いメッセージが感じられる『明るい未来』は私が一番好きな歌でもあります。歌詞を噛みしめながら聴いていると、おっといけない、目頭に熱いものが溢れてきました。
傘で防ぎきれない雨で黒いジャケットの肩を濡らしながら熱唱している嘉門さんの姿が、目の前のオーロラビジョンでは大写しになってます。

今、そこにある大切なもの。そばにいる人に対する優しさ、思いやり。嘉門さんの行動から歌から、彼の思いが 雨に濡れそぼって会場内で聴いている私達に びんびん伝わってくるのです。

たった2曲だったけれど、歌い上げた彼が「そんなわけで今日のコンサートは中止ですぅ♪」と去っていくとき、「ありがとうー!!」と大きなかけ声が 会場の中から湧き起こりました。

届けた。届いた。そんなキモチのやりとりを目の当たりにしたようで、私はまた 猛烈に感動してました。
あの日、あの場所で彼を見つめ聴いていた皆の胸に宿った "心" の本質。
放送やイベントや 色々なシーンでお客様と対峙する仕事でもある私。
あらためて嘉門達夫さんにかけがえのないものを教えてもらった この雨の中の「中止宣言でもちょっとだけよコンサート」は どんな大観衆と共に聴いたベストコンディションのライブよりも心に残るものでした。


 会期間中、いろいろな感動のやりとりが この愛知の長久手の地には これからも繰り返されていくことでしょう。そうして。愛・地球博 歩いてみると きっと。

きょうこの日から ほんとの明るい未来をつくるのは 
自分自身だってこと 気付かされるかもね。

ファッシネイティング ジャズ 〜魅惑のリズム〜5

 北陸・北東北地方は2週間遅れで本日やっと梅雨入り。かと思うと、梅雨前線の停滞で大雨に見舞われていた南国・沖縄では今日梅雨明け。
そしてここ関東は 今日も梅雨とは思えないような暑さ。今年の6月の日本列島は 降っても晴れても悩ましいですね。

そんな日本列島中が 今年一番の灼熱地獄と化していた先週の土曜日、6月25日。私は 富山県富山市にある 富山大学教育学部付属中学校体育館にいました。国立大学の付属であるこの学校は、優等生が集まる進学校。日頃勉強漬けの彼らに、音や言葉をテーマにラジオDJ・パーソナリティーとしての話を聴かせてほしいという要請を受けての講演会でした。
過去、数学者の秋山仁さんやマルチに活躍のマリ・クリスティーヌさん等、錚々たる方々が講師となっていらっしゃるようで、今年は小川なんかでいいのかしら?

はじめは小川の講演のあと、全く別にジャズのライブを予定していたようですが、直前になって「まるでもこさんの公開生放送の現場を見せてもらっているかのように、番組として演奏者を紹介したり、インタビュ
ーを行いながら、CDをかける代わりに生演奏。そんな形で、ジャズの楽しさを伝えてもらないか」などという熱心な提案を下さったのがPTA役員のお一人中平さん。
「あ。面白いですね♪」と私。

ライブをおこなうヴォーカリストのさがゆきさんとは、前日初顔合わせでしたが、打ち合わせの酒席で急遽始まったセッションのあまりに自由で楽しいこと。ジャズというジャンルを超えて、もうそこは音楽の起源
に繋がるようなワールドミュージックの世界。彼女は優秀なジャズヴォーカリストであると同時に、声を楽器にフリーに完全即興プレイをおこなう凄い人だったのです。これは楽しい展開になりそうだぞ♪と、翌日
の講演&模擬放送の成功を確信したのでした。

 そうして迎えた当日は本当に暑かった。戸を開け放しても無風状態。外気温37度、体感気温はゆうに40度を超えている昼下がり。退屈して居眠りするのも命がけだぞ、、と心配しましたが、そこはさすが出来
た生徒達。なんとお行儀良く、きちんと、そして熱心に真剣に聴いていてくれるんでしょう。
オガワ感激!
約40分の講演ではパーソナリティーという仕事の楽しさから、日本語の魅力、人とコミュニケーションを持つということ、大事にしたい”言葉の魂”について、忌み言葉や言い換え言葉、放送自粛用語に関しても触れてみたりして。そうそう、「こんにちは」も「さようなら」も略語なんだよ。という話でも盛り上がりました。

身を乗り出して聴いていてくれる姿に気を良くして、それでは...と後半戦突入!
持参のジャズ番組「MO' Cool Jazz」のジングルとテーマ曲に乗せて「ジャズをキーワードに心揺らす時間をお届けするMO' Cool Jazz 、ナビゲーターの小川もこです」と喋り出した途端、キラリ〜ン♪と生徒達の顔つきが変わったのを肌で感じます。生放送を本当におこなっているんだ...と思った子もいたみたい。演奏グループをステージ上に呼び込んで、映画「スィング・ガールズ」でもお馴染みの『A列車で行こう』で、華やかに公開生放送(ふう)の演奏はスタートしたのでした。

ピアノは林正樹。「ハーレムのシュガー・ヒルに行くのなら、”北行きA列車”にお乗りくださ〜い」と叫んでいる駅員の、笛の音と言葉が聞こえてくるような軽やかなイントロが皆の心を鷲掴み。ゆきさんのヴォーカルは超一流♪
そこへ、普通ジャズじゃなかなか使われない大きな大きな管楽器チューバで参加は渋さ知らズのワールドツアーから直行、ヨーロッパ帰りの高岡大祐。ブンブン言わせる低音が、鼓動のビートを煽ります。
そしてまさに鳴り物入りの打楽器で、生きとし生ける者達の生命の営みの音を、これでもかと再現するパーカッションは地元富山のヤマダベンちゃん登場。
それぞれ接点はあってもこの4人での演奏はこの日が初めて、ほとんどリハーサルもないのに、このガッチリ合ってしまう演奏と、どこまでも自由に盛り上がっていくのは まさにジャズの真骨頂です。

ジャズコンボとしては面白い編成のカルテットとなりましたが、そこは皆のユニークな個性と圧倒的テクニックで フルオーケストラで届けてくれているような音圧、音の広がり、何より魂の会話を感じさせます。さがゆきさんは中村八大グループ最後の専属歌手として言葉を伴う「うた」を歌う正当派ジャズボーカルでもありますが、宇宙語を喋っているような凄いフリーなヴォイスを聴かせてくれる、独特な存在。

その自由さに皆びっくりしてるみたい。「教科書に載ってる曲をジャズってみようシリーズ♪」では、中村八大作曲「上を向いて歩こう」を歌い、日本語の美しさを体感してもらい、そして「聖者の行進」では演奏スタイルの違いで全く違う楽曲になることを知らしめます。まずジャズのルーツのニューオーリンズはディキシーランドジャズふう、超ブルージーなブルースふう、小粋で涼やかなボサ・ノバふう、そうして情熱の
サンバふう、、と、同じ歌がリズムでこんなに変わってどれも楽しい。
もう興奮のボルテージは鰻登り♪ここでは音楽の先生が飛び入りです。掛け合いセッションではプロに負けじのアドリブプレイがとっても上手い!実は彼、ひそかに地元ジャズバンドでトランペッターとして活躍し
ているセミプロプレイヤーなのです。そんな日頃の先生とはちょと違うカッコイイ姿を見て、いやがおうにも生徒達のキモチは沸騰点へ。

最後のサンバでは 皆が動きたくてムズムズしている様子を見てとったヴォーカルのさがさんが、みんな立って♪の合図を送ったのをきっかけに、小川が子供達の席に飛び込み、無理矢理前に引っ張り出し、そんなこんなをやってるうちに、一番後ろの3年生に火が点いて、どんどん前に飛び出してくる。そうなったらここはもう、熱狂のリオのカーニバル会場。ランランランラー♪で 大きな声で聖者の行進を口ずさみつつ、ジャンプジャンプ。音楽の楽しさの前には優等生もお利口さんもない。
みんなで一つになった瞬間でした。

最後はエスニックな さがゆきさんオリジナル曲を聴きながらクールダウン。模擬放送部分は1時間半にも及ぶロングバージョンで最高の盛り上がりの中、幕を閉じたのでした。

あの炎熱地獄の中、汗まみれになりながら、真夏のジャズフェスのように盛り上がってしまった体育館。あーぁ楽しかった。



全国の小・中・高校の生徒のために講演会や芸術鑑賞を考えていらっしゃる先生やPTA、関係各位の皆さま。

模擬公開生放送ふうトーク&ジャズライブ。
これ、すごく良い企画だわ。子供達に新たな感動の扉を開く喜びを与えてあげられると思います。
呼んでくれたら いつでも最高のジャズメン達を引き連れて、どこへでも出かけていきますわよん♪

じゅーじゅー焼きもの4

 ここのところ続けて、自由が丘に行ってます。
先週は『熱風ジンギスカン カル二チン堂 』という、えっらい美味しいジンギスカン店へ。ここのところ、東京はジンギスカンが大流行で、週に一度は必ず食べる習慣を持っていた北海道出身の私には本当に嬉しい限り。

羊肉に含まれる「カルニチン」には脂肪燃焼を助ける働きがあるとかで、女性にじわじわと人気が広がって来たんですね。さらに「羊肉と一緒に緑茶や抹茶に含まれるカテキンを摂ると効果倍増。今年は羊肉にチャレンジしてヘルシーに脂肪を燃焼してしまいましょう♪」などと、TVも雑誌もやたら煽るものだから、東京では 次々ジンギスカン店が誕生しています。その中でもここは美味しいよ。シロという仔羊ラム肉がクセが無く、柔らかくて。7月に大井町店もオープンするとかで現在従業員募集中。廉価でお腹いっぱいになるのも手伝って、まだまだブームは続きそうです。

ちなみに、本日発売の情報誌『東京1週間』では、行列の出来る店特集で 中目黒のジンギスカン店が小川の推薦で掲載されていると思います。要チェック。

で、今度はお好み焼きを食べに行こうと誘われてふ〜らふ〜ら♪

店構えはレトロ一色。これ流行りなんだねぇ。入り口に赤い丸形ポストはあるは、中には 昭和初期のレトロポスターやら、薬のパッケージやら、懐かし漫画が貼られていて、この昭和懐古趣味は、もはや流行りというよりスタンダードなんやなぁ。

車をコインパーキングに停め、連れの2人に遅れて店に到着すると、入り口には長い行列が出来ている。予約は必須ね、こういう人気店は。席に着くと、既にこの店の美味しいところはおさえるオーダーは済んでいます。事情通と来ることも大事。初めての店の心得。
さぁ登場!最初の 白菜の上に塩昆布の細切りが散らしてある「しゃきっと白菜サラダ」から、もう絶句するほど旨い。続く「塩すじ」でカウンターパンチ♪関西の最重要食文化の一つだね、この牛すじってやつは。

半日以上煮込んで甘辛く柔らかくなった牛すじがキャベツと一緒に塩炒めされている、これもいたってシンプルな料理なんだけど、噛みしめるほどに肉汁が溢れ出し、キャベツの塩加減も絶妙ですっごい美味。運転があるからウーロン茶で食べている事に臍をかむ。次来た時はビールがんがん呑むぞぉ!そうして登場のメインのお好み焼きは、ここのところもんじゃ焼きにはまっていた私に やっぱり小麦粉料理の王道はコレな
のだ、、と知らしめる素敵な味でございました。

実は このお好み焼きやさんは俳優の伊原剛志さんがオーナーのフランチャイズ店なのね。東京には美味しいお好み焼きがない。いつか金を掴んだらやろう...と志した18の夜。29才で掴んだ。役者としての成功と共に 強い彼の信念が貫かれているのを店の中の「気」に感じます。


伊原剛志 1963年11月6日福岡生まれ 大阪育ち高校を卒業と同時に役者を目指し東京へ。
29才の時にお好み焼“ぼちぼち”を出店。2005年現在13店舗経営

新選組での演技も光っていたけれど、実業家としての才も素晴らしいのだな。
彼のブログは相当読み応えがある。
http://iharatsuyoshi.cocolog-nifty.com/
人気メニュー「塩すじ」がどうして出来たのかの下りは、ほんと泣けます。自分の親以外に「おかあちゃん」って呼べる人間がいるのは やっぱり幸せだと思う。

『ぼちぼち』という店名、「もうかりまっか?」に対する「ぼちぼちでんがな」って御返事常套句よね。と言ったら、それよりは、「ぼちぼちいこか」という関西人特有の気質を表す言葉なのだと、この日に連れて
いってくれたジャズ歌手のチャカさんは のたまう。
肩いからせて鼻息荒く臨むのではなく、「あんさん、そんなシャカリキになったら、なるもんもなりまへんがな。Take It Easyでっせ」みたいな♪
そこはカッコつけるのを恥ずかしがる大阪人、心の中では「よっしゃぁ、一発いてこましたるでえ!」と思っていても、表向きは「ほなぼちぼちいこかー」と、ほにゃっと脱力して言うのだと。。
ここが大阪らしくて、良い感じなんだとか。なるほどぉ。



ほな今週も ぼちぼちいこか。

「ぼちぼち」にも また行こか。仲良し連れて。

だびだ はだびず2

 6月6日 雨ざーざー降っても来ず、三角定規にヒビも入らず。梅雨直前とは思えない 気持の良い青空が広がっている 今日の東京です。貴方のところはいかがですか。


 先週お知らせしました、朗読。無事終わりました。
小さな劇場にぎっしり超満員のお客様、立ち見のかたも多かったと聞きました。酸欠ギューギューな思いをさせてしまってごめんなさい。お足元の悪い中、お越し下さいましたかたには 心から御礼を申し上げます。

朗読だけで約45分。オープニングとエンディング以外は一切のBGMも効果音も無し。
単調で退屈されるかたもいらっしゃるのでは...と危惧しましたが。
しわぶき一つ立てるのも憚られるほど、固唾を呑んで真剣に聴いてくださっているのが、サスの光の中に居て痛いように感じられます。
皆の気と共に、手紙の登場人物の二人の気配が そこに宿っている気がしました。
手紙の中へ 自然に 入っていきました。

入り込み...過ぎました。

後半、朗読しながら一滴、雫が落ちてしまったその後は、とどまるところを知らず。目からだけで済んでいれば まだよいものを、洟水も二筋の粘着質な流れとなって止まらず、ハンカチでそっと拭えば 納豆のように鼻から糸引く始末。最前列や真横からご覧になっていたかたには、噴飯物だったと思います。あーぁ恥ずかし。

舞台の袖に引っ込んだ後、「え。泣いていたんですか。声が全く涙声になっていませんでしたよ。わかりませんでした」と、出番待ちのDJアーチには言われましたが、ほんとうに。みっともないったらありゃしな
い。
もっとも、袖の中で聴き入っていてくれていて一緒に泣いてしまったと彼も目を真っ赤にしていましたが。
もっと冷静になるほうがいいのか、表現は過多にはならぬよう、でも本人の代わりに語る霊媒師の如くあるのがいいのか。前者に決まっているけれど、今後の大命題であります。

パーソナリティーカレッジの生徒や事務所のスクール生、後輩達も多数聴きに来てくれていたのですが、まさに反面教師を地でいってみました。

最後の章のみ、音楽に当てるため直前に5回リハーサルしたのですが、たった1ページを読むのに、その5回全て 涙する女。
パブロフの犬状態です。

そこにあるのは まごうことのない現実。大上段の正義や主義主張やらなど 何もない。一人の人として 粉飾も外連も衒いもなく、ストレートに表現された愛情と哀しみと怒りと喜びと優しさと。
そんな言葉達の前には どんな脚色も演出も要らない。

私は ただ淡々と読むだけでした。
途中、会場のあちこちから聞こえ出す すすり泣きから次第に変わる嗚咽が さらなる連鎖反応を引き起こし。
ここはどこの葬儀会場なのやら。まったく 前座の前座なのに 失礼いたしました。

その後のドタバタショートコントとアーチの最高の一人芝居が、笑いや爽やかな感動を呼んでくれて有り難かったです。

今後、この朗読を全国いろいろな機会、場所でやっていってねと要請する我が事務所の押し出し強い社長、
「ティッシュメーカーのタイアップをつけよう」などと冗句。

今のところ、8月に富山で朗読会をおこなうことが決まっています。詳細が決定しましたら またお知らせしますね。

その前に、今年でもう6年目、11回目を数える演劇「飛行機雲」の公演があります。
場所は昨年と同じ、新宿シアターサンモール。8月10日から14日まで全8回。
今回は坂本光太郎がダブルキャストで、演出もガラリと変わります。
初めてのかたも御常連のかたも 何かを感じに よかったら足を運んでみてください。

感じる。涙する。
これ、心身の浄化作用としても はなはだ重要...ですよね?

インテリジェンス4

:知能、聡明、知性、理性的存在。
聡明な人物を見ると、そのインテリジェンスに憧憬のあまり、両の手を胸の前に組んで「きゃっ」ポーズをとってしまう。

ジャズという音楽は、聴く側はともかく、演る側は頭が良くないと絶対出来ない音楽だなと ライブを聴きながらいつもいつも思う。数々の順列と組み合わせから、更なるオリジナリティーを瞬時に産み出しつつ表現していくのだから。あぁ賢いのね、貴方って人は...と、ジャズメンに畏敬の念を抱かざるを得ないのだ。

昨日、NHKの505スタジオに迎えたテナーサックス奏者ティム・アマコストは 中でも特にインテリジェンスあふれる人物である。

1962年12月8日アメリカ・ロサンゼルス生まれ。音楽家の母の影響で、7歳よりフルート、8歳からクラリネットを始め、15歳でテナー・サックスに転向。16歳で当時住んでいたワシントンのビッグ・バンドに参加、演奏活動に入っている。大学卒業後、オランダ・アムステルダムに移住、世界的に活動範囲を広げていった。うち1年間はインドのニューデリーに住み、インド音楽を探求、1993年からニューヨークに居を構え、今は妻と二児を何よりも大切に愛し、さらに全世界で活躍を続けている。

5歳から1年間、8歳から2年間、そして20歳から2年間は早稲田大学の交換留学生として日本に住んだ経験をもち、日本語に堪能なのは勿論、禅を探求、来日のたび京都の禅寺で座禅を組むのを常とする。下手な日本人より、よほど日本文化に対する造詣が深い。。。

ちなみに ティムの父親は有名なマイケル・アマコスト元・駐日大使。1992年、当時大統領だったパパブッシュが来日時に彼とペアを組み、天皇&皇太子のペアと赤坂御所でテニスで闘っている。その夜、パパブッシュは 宮沢首相主催の夕食会で 突然嘔吐し昏倒。会場は騒然となったものの、その直後に 夫の代役でスピーチに立ったバーバラ夫人の以下の言葉は、今でも名フォローとして語り継がれている。
「今夜こんなことがあったのは、すべてアマコスト駐日大使のせいなんです。今日、大統領と大使がペアを組んで、天皇陛下、皇太子殿下とテニスの試合をしたのですが、ひどく負けてしまって。ブッシュ家は負けることに慣れていないもので....」

言い訳にされてしまったアマコスト大使さんこそ いい迷惑だ。

 さて、その息子ティム・アマコストのテナーの音色の素晴らしさは、505スタジオでも語りぐさとなる。
キンキンした音、ギンギンした音、ブオーブオーする音、バウバウな音...テナーの音色は演奏者によってまさに十人十色だが、ティムのそれは温もりがあって柔らかい。それでいて艶がある。ジェントリーで品があり、そうしてエモーショナルに心に沁みてくるのだ。収録終了後、ミキシングエンジニアや担当Dが口々に「ティムの音は良いね。人柄が表れているよね。」と感心して語っている。今回はファッツ・ウォーラーの「ジターバッグ・ワルツ」やデューク・エリントンの「イン・ナ・センチメンタル・ムード」など馴染みのスタンダードも取り上げているのだが、アレンジ、アプローチが独特で新しい。ゆったりとラウンドし、ジャズの真骨頂の自由な楽しさが伝わってくる。

ドラムスのビリー・ハート、ベースはレイ・ドラモンド、ピアノはブルース・バースという超一流のレギュラーメンバーとの、この7年間で培ってきた信頼感、一体感ががっちりと噛み合い、何より素晴らしい。
ジャズには、斬新な取り合わせから、ハプニング、組み合わせの妙を楽しむ意外なセッションの魅力もあるが、やっぱりレギュラーメンバーでなんのストレスも感じず感じさせず、阿吽の呼吸で悠々と頂きを極めて
いく演奏というのは、やはり心地よいのだ。
この日のライブは6月12日(日)夜10時から全国のNHK−FMでOn Air(再放送は6月17日(金)朝10時〜)される。

今回は約10日間のショートツアーだったが、また秋から冬にかけて、今度はピアノの椎名豊のツアーでじっくり日本全国を廻る。もし、聴いた事がなかったら一度、彼のテナーの音を、表現世界を、じっくりと生で味わってほしい。

インテリジェンス。”天使"、"霊”の意味をも表す。
聡明な天使がアーマコストの後ろに ほら にっこりと微笑んでいる。

嬉しい電話4

 昨日の午後、NHKセッション505のライブ収録へと向かう道すがら、私の携帯が鳴った。
弟からだった。息せき切った口調で、「今、名古屋ぁ!」と叫んでいる。
えっ?名古屋?東京に住んでいるのに...。仙台の親のことで何か突発事件でも起こったのか?
頭の中は、おおよそ良くない想像が あれやこれやかけめぐる。すると、彼の口から続いた言葉は
「受かった。六段受かった。」
一瞬、ぽかん。

彼は名古屋において、剣道の昇段審査を受けていたのだった。

 我が実家の父は、元・自衛官だが剣道家でもある。弟はそのスパルタの指導を受け、小学校に上がる前から、自宅の庭で学校の体育館で竹刀を振ってきた。決して最強の剣士ではなかったと思うが、小学校時代は少年剣道クラブに所属し、私と正反対で実に責任感が強い彼は、その後も中・高・大学と剣道部の主将を務めていた。社会人となった今も、仕事の合間を縫って剣道を続けている。

何段からどのように価値があるのかは、私にはよくは解らない。
でも、そう簡単にとれるものではないことは見て取れる。数度のチャレンジと失敗を経て勝ち取った「六段」の称号を 誰よりも喜んだのは、やはり実家の父 その人。

昨日の夜、今度は仙台の父から着信履歴あり。こちらから電話をすると、最近無かった 父のなんと朗らかな声。息子の昇段を祝い、母と共に自宅で祝杯をあげていたところだと言う。
八年前、大手術をおこなった母は、いよいよ病膏肓に入り、父が一人で在宅介護をおこなっている。その父自身も膝を痛め、最近は歩く事もおぼつかなくなっており、ケアマネージャーやデイサービス等の手を借りながらなんとか日々を過ごしている。

ここのところ実家からかかってくる電話と言えば、深刻な、あるいは泣きながらの訴えが多かった。それが今夜は こんなに明るい声で「母さんの調子もすこぶる良く、二人で良かった良かったと祝っていたところだ」と言う。「これをいいきっかけに、母さんは良くなるかもしれないな」などと珍しく楽観的なことも口にする。
電話を替わった母も、先日の涙声が嘘のような明るい声。

そう。どんな慰めより、どんな言葉より、こういう事が 何よりの心の支えになるのだろう。

老いるということ。
介護、病と対峙し闘っていくということ。
人間、年をとると直面する様々なことに、押し潰されそうな思いが巡る今日このごろ。
家族の喜び事。嬉しい報告。どんなささやかな事であっても、こんな良いことが きょうはあったよと、老親を喜ばせるような話題の提供が出来る自分でありたいものだ。

一番の親孝行を果たしてくれた昨日の弟くんに、
「本当におめでとう」
と心の中でつぶやきながら、電話を切った後、私も独り 祝杯をあげた。

四半世紀ぶりの邂逅1

5月8日(日)
 宮城県第二女子高等学校。
仙台市にある私の母校だ。2004年に創立100周年を迎えた歴史と伝統ある女子校である。

この宮二女の東京支部総会がこの日、都内のホテルでおこなわれた。毎年開催されている恒例行事らしいが、アッパー50代の、落ち着いた年代が集う世界...と思っていたら、毎年幹事を務める学年は色々準備をする関係上、結束するらしい。丁度今年が我々のお当番学年になってしまったことから、幹事代表から小川へ司会の御鉢が...いえ、大役が廻ってきたのだった。最高齢90歳の卒業生から昨年卒業の子まで数百人が集う中、議事進行、アトラクションの紹介、その後ディナーを食べつつ、様々な余興や恩師へのインタビュー等々、聞けば誰でも出来るような司会。私じゃなくても。別に驕りじゃなく、億劫な気持が手伝って、断ろうかなぁモードに陥る。

自慢じゃないが、私には愛校心などというものがまるでない。卒業以来、一度たりとも母校の行事に顔を出したことが無かった。

脳天気で明るかった中学時代、楽しい学園生活&もう女子大生DJとして喋っていたので大人の世界や芸能界をちょっと覗き見してエキサイティングだった大学時代。それに比べ、どうしたって高校時代は私にとってはグレイゾーンな時代なのである。

同じ大学に進学した友人以外は、卒業以来音信不通。まぁ不義理な奴。でも、関東に住む同窓生が50人以上も集まるという。東京に、仙台の高校の同窓生がそんなにたくさん居るなんて思ってもみなかった。懐かしい固有名詞を幾つか聞くうちに、全く忘れていたあの頃が徐々に蘇ってくる。皆に会うのもいいもんだろうな。
それに当時の恩師の幾人かも出席するという。その一人に菅野先生の名前を発見し、私はこの仕事を受けようと決めたのだった。

 私が進学大学を選んだ最大の動機は地理学を勉強したい、、だった。
高校3年生の時、地理をとても楽しく教えてくれた先生の影響を受けたのだ。通称「キザカン」。キザな台詞を交ぜながら、ユーモアたっぷりに日本の、世界の、様々な事象を説明してくれる。心は視聴覚教室を離
れ、一気にあらゆる町、国々へと誘われる。地理学が大好きになった。通常、受験科目にも選ばれないこの地味な科目を、私はキザカンに褒めてもらうことを目標に頑張ったものだ。その甲斐あって無事進学、都市地理学を専攻した。もっとも、大学はサークル活動のために通っていたようなものだったが、卒論には「オリンピックを契機とする都市再開発について」をテーマに真剣に取り組み、単身 取材旅行をしたのも良い
思い出。

まさか、そんな地理の勉強が 実社会で役に立つなんて。
そう。ヒルアヴェやYAJIKITA on the road で日本国中、時には世界を旅する仕事に就こうとは 高校時代 知るよしもない。貴方の御陰で私は今、ここにいます。
そんな一言が言いたかった。

久しぶりにお会いしたキザカンは。。。真っ白な白髪頭ながら、精悍なおじいさんになっていた。
教職を勇退後、もう世界を47カ国旅したという。あと80カ国は廻るつもり。それまで老いぼれてなんかいられない、、というスピーチに、万雷の拍手が送られる。それに、普通なら生徒のほうから恩師のテーブルへと出向き、話をするものだろうが、キザカンは我々の席をくるくる廻っては話し込み、皆の嬌声を浴びている。女性好きなところも、ふふ、当時と変わっていないようだ。我々がオバサンになぁ〜っても♪だ。


でも、キザカンは。 私を憶えていなかった。
がくっっ。
他人行儀に「司会お上手ですね。こんな生徒が我が校にいたんだなぁ。」
なぁんて言われた日にゃぁ、、、

再会は いつの日も 残酷なものである。

森山威男さんのLive5

5月7日(土)
 横浜のジャズクラブ「ドルフィー」でおこなわれたドラマー森山威男さんのライブを聴いた。

山下洋輔トリオの黄金期に全世界を席巻、特にヨーロッパで圧倒的支持を集めた伝説のカリスマドラマー森山さん。
今は岐阜県可児市に居を構え、関東圏でライブをおこなってくれるのは年に数度のみ。いきおい熱狂の信者とも言うべき多くのファンのボルテージは最高潮に達し、この夜も遠く北海道、九州をはじめ全国から押し寄せた。テーブルも置けない店内はギューギュー詰めで立錐の余地なし。
その観客皆が 森山さんの一挙手一投足に 見入り聴き入っている。

4ビート、8ビート、ちょっと跳ねた16ビート...そんな定期的”リズム”を刻むのがドラムス、、と思っっているのなら認識を新たにして欲しい。森山さんのそれは、リズムマシーンのような繰り返しが一切無い。なのにリズムがキープされている不思議。
大きく羽を伸ばした鳥の羽ばたきのように 動きは華麗で優雅なのに、ダイナマイトな爆裂音が繰り出される不思議。
穏やかな語り口調、優しい人柄、ジェントリーな佇まい。それでいて、あのドラミング。
 ジャズ界の七不思議は 幾つも彼のためにある。

 時に絵筆で絵画を描くが如く、時に古典から前衛まで古今東西様々な舞踊の如く、そして時には 性の営みの如く。
見聴きする者の感性にひたひたと迫ってくる。「和」の雅、たおやかさをも感じさせる。
唯一無二。
ワン・アンド・オンリー。
世界中、彼の前にも後にも同様のドラマーは存在しない。

 心の動きそのままに、心の臓の鼓動が発せられている。空気を揺るがす大音量。しばらく耳鳴りが止まない。けれども、決して煩くはないのだ。およそ楽器を演奏するとか、打楽器を打つとか、音楽を奏でる...という表現では言葉足りない、魂のほとばしりが 覆い被さるように迫ってくる。そして満ち足りて 子どものように泣きたくなるのだな。

通常ジャズのライブと言えば「イェィっ!」とか「ヒューっ♪」なんて歓声と拍手 がソロの部分には送られるものだ。が、彼のドラミングにおいては皆、あまりのことに 魂が幽体離脱状態に陥ってしまうのじゃなかろうか。拍手も「ふぅ...」という溜息のあと、一呼吸置いて湧き起こる。ライブ終了後、しばらく無言...の時間が流れている。

腰が抜けてるのよ皆。
「いやぁ〜良かったね♪」なんて軽々しく口にする気には到底なれない。
凄いわ。あちこちで 深い余韻に浸りながら、少しずつ現実に引き戻され、もそもそと動き出す。しかるべき後、「泣いてしまった...」の声がとぎれとぎれに 漏れ聞こえてくるのだった。

今回は現レギュラーの音川英二のテナーに加え、往年の森山カルテットのフロントだった井上淑彦さんが参加。彼の作曲、アレンジした曲の数々がさらに我々を打ちのめし。2ndの「Non Check 」という曲に至って
は、偶然と必然が産み出し合うメンバーのソロ、デュオ、かけあいのバトルが、どこまでも化けて絡み合って。とんでもない高みへと登り詰めていった。

テナー2本、アルトにアコーディオンと計4人のフロント楽器でアンサンブルの妙も楽しみ、田中信正のピアノはいつにも増して狂気を帯び、時に儚く切なげに展開、さらに坂井紅介さんのウッドベースは ムンク
の絵のようなシャウト シャウト シャウト。ただただ身体をえぐられる衝撃と感動に、身も心もボディーブロー、全身打撲の虚脱状態で 帰途についたのだった。

いやぁ。すごい。凄すぎる。こんな世界を届けてくれる人達と同じ時期、
同じ空間に生きていることに 感謝。
出逢えたことに 至福を実感。。

[ 井上淑彦&森山威男SESSION@桜木町 DOLPHY ] 
1st set
1.Sound River   (音川英二 曲)
2,Waltz for Forest (井上淑彦 曲)
3.Witch-tai-to   (Jim Pepper 曲)
4.Sunrise     (板橋文夫 曲)
2nd set
1.N.O.W.      (音川英二 曲)
2.Birth of Life    (井上淑彦 曲)
3.渡良瀬      (板橋文夫 曲)
4.Non Check    (井上淑彦 曲)
encore:
Gratitude      (井上淑彦 曲)

お気に入りのワイン4

370f2f3e.jpg 先日 鎌倉でのお花見の席に、ワインに詳しい参加者がいらっしゃったので、ここのところ探していたワインについて尋ねました。
探していたワイン。
そう。それは今から二年前。毎年夏に恒例で取り組んでいる反戦劇「飛行機雲」の公演時、楽屋で友人からプレゼントしてもらった1本です。お花やお菓子を頂戴することが多い楽屋差し入れですが、何故か小川のところには酒瓶が並びます。嬉しいような、申し訳ないような(とっても嬉しいのだ♪)、、、。
それはひょろんと背が高く底に向かってシェイプした形の非常に個性的なボトルでした。皆で打ち上げ時に美味しく頂戴した中で、何故かこのボトルのみが残り、それでは、、と独り静かに自宅でいただいたのです。が。。。。

びっくりくりぃ!旨いぃぃ!!!
濃い色合い、華やかな香り、コクがあるのに、タンニンの苦みはほとんど無く、まろやかに優しく口の中に広がっていく。喉越しがまたたおやかで、後味も素晴らしい。ベルベットのドレスに身を包んだ美しいパリジェンヌを彷彿とさせる味。久々に、出逢ってしまったぁぁぁというワインだったのでした。
ラベルを書き写し、それからワイン売り場に行っては探すのですが、なかなか遭遇しない。
ネットで検索するとこんな基礎情報が。

『 Clos Bagatelle / La Gloire de mon pere 1995』
クロ・バガテル/ラ・グロワール・ドゥ・モン・ペール
フランス ラングドック地方サン・シニアン村 オーナー:リュック・シモン
4,500円(税込4,725円) 送料別 赤 コクあり
品種 ムールヴェードル30%. シラー50%. グルナッシュ20%.
「お父さんの功績を詰めた」という名のこの蔵の最高のアイテム。100%新樽で熟成。素晴らしく濃縮していて力強い。熟成させて飲みたい一本。
リキュールのような、甘みを感じる。(ヴィンテージのVDNのようなスタイルがある)3品種をアサンブラージュしており、フレッシュで、ムールヴェードルが色濃く出ている。シストによって、構成がしっかりしている。今年のラングドックのトップ10に入るだろう。
・焼肉、鴨のローストや、スパイスの効いた料理とも合います。

う〜む。途中よくわからん表現もあるが、なんだかよさそう。そこで、くだんのワイン通さんに聴いてみたわけです。
彼曰く、
「お探しのワインですが、ちょっと珍しいですね。普通の酒屋さんでは取扱いが無いと思います。ラングドック地方のワイン自体がまだまだ珍しいですからね。最近ネットでは大分メジャーになって来ましたが。。。通常ネットでの価格は普通の店舗での価格より安くなっています。どうしても呑みたい!っと欲求に駆られたらネットで買ってみて下さい。交通費や運ぶ手間(ワインボトルは重い(−_−;))を考えたら、ネットの送料なんて安いものですよ〜!
どうしても店舗で直接買いたいのなら、インポーターへ直接電話をして、卸している店舗を聞くと良いです。(大体のインポーターさんは小売の免許を持ってないので、直接は売ってくれません。)」
とのこと。

よし!それならと早速ネットで購入!わぁ〜い、届いたぁ♪なんと丁寧なメッセージも添えてくれている。
「ご注文いただきまして、誠にありがとうございました。スタッフ一同、たいへん嬉しく思っています。
10年の月日を経ていますので、リリース当時にありがちだった荒削りなタンニンのパワフル感は、よりソフトで繊細なものになり、しなやかで奥深い味わいになっております。どうぞごゆるりとご堪能下さい。...(後略)」
送ってくれた酒屋さんの心配りが嬉しい。ネットで繋がるってそこに確かに人が居て、人情が介在するから良いもんだね。なんて独り言ちつつ、このワインを携えて、昨夜いそいそと自宅開放ワインパーティーへと出かけたのでした。

ところが。

酒池肉林とはこのこと。皆が持ち寄った料理やら、家主自らことこと3時間煮込んで作った赤ワイン煮シチューの美味しいこと♪ワイン通である彼のワインセラーには赤白黄色、スパークリング、様々なワインがぎっしりと並んでいる!それを次から次へと抜栓、さらに秋田の北鹿酒造から届いたばかりの吟醸、大吟醸の新酒までもが次々登場、、と、私持参のワインなど 開ける暇も無かったですからぁぁぁ、、、残念!(実はあまりに大勢なんで、もっと少人数の時にじっくり味わいましょうという家主の心配りであったらしい)

とまれかくまれ、1Kの決して広くはないマンション(でも場所は横浜マリンタワー近くの超オシャレな高級マンション)に、最多時には12名がひしめいて、美味しい会話を繰り広げつつ、風薫る五月最初の夜は どこまでも更けゆくのであった。

よぉし...次に行った時には呑むぞ!私のお・き・に・い・り。
                          とっておいてね〜〜♪

もしもしカメよ カメさんよ。。。3

アンディランドにて

世界のカメ、約100種・1,000頭を飼育展示している「亀の水族館=亀族館」である伊豆のアンディランド。体長70cmを超えるマレー大スッポンや、怪獣ガメラのモデルになったワニガメなど、珍しい亀たちが飼育されており、10頭の亀でスピードを競う、カメレースなんてのも人気です。が、その外にあるカメ牧場で、のどかに過ごしてました大きな大きなゾウガメ達の中の...1頭のゾウガメくんです。

彼、目の前で...Hしてました。。。。
「○×■△※#$!」なんとも喩えようのない呻き声をあげながら、メスのカメの背後から覆い被さるように、とてもスローモーションで事に及んでいる様は、赤裸々…というよりあまりにおおらかで。バツの悪さを通り越して、平和な営みに感動すら覚え。彼の人生(亀生か)の来し方行く末に 思いを馳せていたら、
飼育係のかたが
「メスとオス、アルダブラとガラパゴスで、カメの種類が違うから絶対 愛の結晶は生まれないんですよ。」
と、冷ややかに一言。
あぁ、、、哀号。
びっきこども基金


小川もこもメンバーの一人である「みやぎびっきの会」では、この度の震災にあたり、あらためて会としての使命を話し合いました。
長期的にこどもたちを援助していく観点から、 「びっきこども基金」を設立し、社団法人化として新たなスタートを切りました。

たくさんの皆様にご賛同戴きますように。 どうぞよろしくお願い致します。

『 びっきこども基金 』
びっきこども基金 義援金口座
仙台銀行上杉支店(カミスギシテン)
口座番号:普通 2756601
口座名義:びっきこども基金

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