2005年01月

2005年01月31日

うつくしい くに4

 先週、東京某所でおこなわれたシークレット・ライブに行った。
公私ともに親しい歌手・沢田知可子が歌うということで、ご近所繋がりの嘉門達夫と一緒に冷やかしにいってやろう...と、どういう主旨のパーティーなのかも知らず、ぽこぽこと出かけていった。サワチカの素晴らしい歌唱と楽曲の歌詞の持つパワーに圧倒され、涙し。そうして遅ればせに理解することになる。
この会はスリランカゆかりの人々が集まり、飲み食いした会費をスマトラ沖地震による大津波で被災したスリランカの復興支援に役立てる義援金に充てようというチャリティーだったのだ。
なんにも知らないでそこに居るなんて、なんておバカ。でも、おかげで、テレビ画面の中のことだった彼の地の惨状、現状を参加の方々の口から、カメラマンの写真から知った。

紅茶の産地として有名なセイロンから、1972年新憲法公布で新たな名となったインド洋に浮かぶ島スリランカ。 この国名には「光り輝く島」という意味がある。世界中から観光客が訪れる美しい国。
たまたま現地を訪れていて災害に遭遇し、そのまま残って緊急援助活動をおこなってきたNGO「ケア・ジャパン」の野口千歳さんがスライドを使って説明してくれる。
その画面を食い入るように見つめ、話に耳を傾ける一同。言葉も無い。
ただ一口に復興支援と言っても、なんと難しいことなのか。
ヘリコプターから救援物資を投げ捨てるように落としていくことが、支援なのか。
また、物資の供給だけでなく、これから現地の人々が生活を立て直していくための産業の復興や心理面での支えなど、長期的総合的な支援こそが必要なのも想像される。

ふと一昨年訪れたパラオでの言葉を思い出す。日本統治時代に憶えた日本語を、今も上手に操る現地の老婦人から聴かされた話だ。
「日本は学校をつくり、畑を耕し、産業を残してくれた。自分達で生活する方法を教えてくれた。でもその後に来たアメリカはハンバーガーを売っただけだ。どっちに私たちが感謝しているかはわかるだろう」と。
私たち取材スタッフが、日本人だからこそのリップサービス...だけではないだろう。



沢田知可子の新曲は「美しい国」というタイトルだ。明治の女詩人・永瀬清子の詩に曲をつけ歌にしたという。
詩「美しい国」に描かれているのは 戦争直後の荒廃した日本の国土で 心の灯火を今こそ燃やしていこうという 決意と喜びの気持だ。
今の時代を生き抜く大切なメッセージに溢れていることに、あらためて驚かされる。
日本も スリランカも イラクも。世界中のすべての国々が 美しい国であるために、今できること。今するべきこと。
それはいったい何なのだろう。


***
2月10日放送の 小川がパーソナリティーを務める「フォー・ユー・未来倶楽部」
で、「美しい国」披露します。
この番組はインターネット放送で向こう4週間いつでも聴けます。
どうぞお楽しみに。

mokomoko43 at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | 音楽・放送

2005年01月26日

島原に思う4

3fe11f6f.JPG 世に尊敬申し上げる人物は多々あれど、心の師の圧倒的存在が さだまさしさん。
だから彼の故郷・長崎県を訪れるときは、いつも、電柱や街角のポストにまで、こんな素敵な人を生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。って挨拶して回りたくなる。

 今回は長崎市内ではなく、島原市への取材でした。長崎空港から島原市へ向かうレンタカーの車中、「おどま島原の〜♪」と島原の子守歌が口を衝いて出ます。お昼に島原名物の具雑煮という具だくさんのお雑煮を食べたあたりまでは、旅のはしゃいだ気分に満ちていた我々ロケ隊でしたが、それが一変するのに時間はかかりませんでした。
まゆやまロードを登っていくと忽然と現れた溶岩ドームの威容。頂上には、まるでフジツボがびっしり取り付いているような山肌がなんとも不気味。それは雲仙普賢岳の噴火時に形成された平成新山だったのです。

 昨年は台風、水害、地震、津波と自然の脅威の前に人間が出来ることを真剣に問うた年でした。

 貴い命をも犠牲にした雲仙普賢岳の噴火から15年。
おりしも訪ねた日は1月17日。阪神淡路大震災からちょうど10年のこの日に、ここ島原であらためて色々な事を目の当たりにしました。自然災害の恐ろしさ、復興へ向けての人々の頑張り、全国からの救援の有り様、そうして元気を取り戻した町並みと人々の笑顔。。。
 2002年7月に島原市にオープンした「雲仙岳災害記念館」をたずねました。
http://www.udmh.or.jp/
ここは雲仙・普賢岳の噴火活動について、あらゆる角度から体験することができる火山体験学習施設。噴火前後の山や、噴火後の町の復興の様子などを、ビデオ映像や写真、さまざまなシミュレーションを通して紹介しています。火山や噴火のメカニズム、防災技術なども幅広く学習できる全国初のミュージアムといことで、修学旅行生が引きも切らずやってきますが、勿論大人が観てこそ興味深い。特に、CGや振動、熱風の吹き出しもあって噴火災害を疑似体験する「平成大噴火シアター」は圧巻です。

雲仙岳災害記念館の愛称は「がまだすドーム」。がまだすとは地元の方言で「頑張る」ということ。いいなぁ。励ますつもりが逆に元気をもらうことってありますよね。
被災された皆さん、がまだすがまだす。

 島原は全国有数の湧き水が豊富に流れる美しい城下町です。武家屋敷が残り、道路の側溝には錦鯉が泳ぎ、再建された島原城の姿も優雅、天草四郎やキリシタンの歴史を探訪できて知的好奇心を満足させてくれる場所。雲仙、島原、小浜と温泉もいっぱい。貴方も 機会を見つけて 訪ねてみてね。

※上の写真 これが「がまだすドーム」で食べられる”溶岩ドームカレー”
地元産の美味しいジャガイモをマッシュポテトにして溶岩に見立ててます。非常に美味♪
700円也
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★今週末は大分に行きます。今度はどんな出逢いが待っているでしょう。

mokomoko43 at 00:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | 

2005年01月16日

あっ。そんな瞬間を見てるなんてぇ...いけずぅ4

 昨日から TFMパーソナリティーカレッジで今期パーソナリティー講座のレッスンが始まりました。
新たに15名の生徒が増えたのですが、まぁ〜、やる気のあることあること...。
人にものを教えるって、何より自分の勉強になるものですね。ガッツにはガッツでぶつからないと。未来のラジオ界を背負って立つパーソナリティーを送り出すぞぉ!と、もこ先生は、それなりに燃えております。

 さて、2クラスあるうちアドバンスコースの教材に選んだのが、「しぐさ」について。男女千人におこなった好きなしぐさ・嫌いなしぐさアンケート結果を元に自分のコメントをフリートークで喋ってみる、、というものでした。このアンケートによる女性のするしぐさで、好きなもの、嫌いなもの。なんだと思います?
好きな1位は男女とも「髪をかき上げるしぐさ」でしたが、嫌いな1位が男女ともダントツで「煙草を吸うしぐさ」だったのです。

私は自分で煙草を吸わないし、煙が大の苦手。だから、煙草の匂いの染みついたホテルの部屋や車に乗らざるを得ない時の絶望感たるや、あぁイヤんなっちゃう。でもねしぐさがイヤとは思わない。。鼻の穴から蒸気機関車のように...吐き出すとかぁ〜?

たとえばよ。憎からず思う相手、、というか好き、、!と好意を寄せている相手の煙草なら、、何故か気にならないってこと、ありません?また反対にその相手を疎ましく思った瞬間に煙草の煙は勿論、廻りの空気までドヨンと淀んで感じられる。人の心の気ままさですな。そこで...だ。

 自分のしぐさを美しく磨く、、というよりは、人に好かれる人間性こそ磨くべきだという結論に達しました。あれっ?論点がずれてる?
まぁその人の生き様、、というか美学がそこかしこに顕れてしまう「しぐさ」。
内面から変革して、美しい所作が出来る人、そんな女性に私はなりたい。ものだ。。

mokomoko43 at 00:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!  

2005年01月10日

成人の日に2

 成人の日。いかがお過ごしですか?
東京は春のような陽光が差し込み、心地よい祝日となっています。

 報道では 今年も全国で荒れる成人式の様子など映し出されていますが、どうしてこうなっちゃうのかなぁ。。。以前、、、5,6年前かな。某大学教授が成人式で まともに人の話を聴いていられない新成人に一喝、苦言を呈したことに対して、私は「聴いている者の心を惹きつけられない話をしているほうにも 問題があると思う」とラジオで喋り、その先生の事務所から「一介のパーソナリティーがそんな発言をする
とはけしからん!」とクレームが入った経験があるのだ。(悔しいけど翌週謝ったものだ。。)自分で 某地域の成人式講演会で呼ばれたとき、やっぱりちゃんと聴いてもらえなくて、そんな自分自身への喝でもあったんですけどね。
 その頃とは荒れ方も また違って来ているよな。
 式典を運営する提供側と 同級生と久々集まってわぁ〜っと騒ぎたい気分の今時の二十歳。ニーズとは明らかに違った成人式となってしまっているのなら、いっそのこと こんな成人式なんていらな〜い!ってことになるんでしょうか。

 紅白歌合戦の視聴率も史上最低を記録し、正しい年越しなんてもはや無い 個性の時代です。大晦日やお正月、日本古来の伝統行事を粛々とおこなうって機会が、私自身こそ極端に減ってきました。
 いかんいかん。

 人生いろいろ 人もいろいろ。
 一国の首相からして そんな発言している場合じゃなく、皆の気持ちが一つになるような圧倒的楽しみやカリスマ。
 あぁ欲しい。放送など提供する側の立場にあっては 送り届けたい。と切に思う年の初めです。

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★先週行った伊豆下田は もう春爛漫。菜の花が咲き乱れ、早咲きの桜さえ一輪、二輪こぼれるようにピンクの花びらを開いていました。常春の場所っていいなぁ。休暇村南伊豆(最近は国民休暇村の国民、、が取れて、「Qkamura」と表記しますね)に泊まったのですが、廉価で快適で、温泉も食事もスタッフの応対も感じがよく、満室の人気なのも納得。これから全国のQkamura、プライベートでも利用していこう、、と思
いました。
 唐人お吉の裏話もいっぱい取材しましたよ。聴けるところの皆さん、YAJIKITA onthe road 伊豆下田編をお楽しみに。

mokomoko43 at 00:09|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!