2005年06月
2005年06月25日
ファッシネイティング ジャズ 〜魅惑のリズム〜
北陸・北東北地方は2週間遅れで本日やっと梅雨入り。かと思うと、梅雨前線の停滞で大雨に見舞われていた南国・沖縄では今日梅雨明け。
そしてここ関東は 今日も梅雨とは思えないような暑さ。今年の6月の日本列島は 降っても晴れても悩ましいですね。
そんな日本列島中が 今年一番の灼熱地獄と化していた先週の土曜日、6月25日。私は 富山県富山市にある 富山大学教育学部付属中学校体育館にいました。国立大学の付属であるこの学校は、優等生が集まる進学校。日頃勉強漬けの彼らに、音や言葉をテーマにラジオDJ・パーソナリティーとしての話を聴かせてほしいという要請を受けての講演会でした。
過去、数学者の秋山仁さんやマルチに活躍のマリ・クリスティーヌさん等、錚々たる方々が講師となっていらっしゃるようで、今年は小川なんかでいいのかしら?
はじめは小川の講演のあと、全く別にジャズのライブを予定していたようですが、直前になって「まるでもこさんの公開生放送の現場を見せてもらっているかのように、番組として演奏者を紹介したり、インタビュ
ーを行いながら、CDをかける代わりに生演奏。そんな形で、ジャズの楽しさを伝えてもらないか」などという熱心な提案を下さったのがPTA役員のお一人中平さん。
「あ。面白いですね♪」と私。
ライブをおこなうヴォーカリストのさがゆきさんとは、前日初顔合わせでしたが、打ち合わせの酒席で急遽始まったセッションのあまりに自由で楽しいこと。ジャズというジャンルを超えて、もうそこは音楽の起源
に繋がるようなワールドミュージックの世界。彼女は優秀なジャズヴォーカリストであると同時に、声を楽器にフリーに完全即興プレイをおこなう凄い人だったのです。これは楽しい展開になりそうだぞ♪と、翌日
の講演&模擬放送の成功を確信したのでした。
そうして迎えた当日は本当に暑かった。戸を開け放しても無風状態。外気温37度、体感気温はゆうに40度を超えている昼下がり。退屈して居眠りするのも命がけだぞ、、と心配しましたが、そこはさすが出来
た生徒達。なんとお行儀良く、きちんと、そして熱心に真剣に聴いていてくれるんでしょう。
オガワ感激!
約40分の講演ではパーソナリティーという仕事の楽しさから、日本語の魅力、人とコミュニケーションを持つということ、大事にしたい”言葉の魂”について、忌み言葉や言い換え言葉、放送自粛用語に関しても触れてみたりして。そうそう、「こんにちは」も「さようなら」も略語なんだよ。という話でも盛り上がりました。
身を乗り出して聴いていてくれる姿に気を良くして、それでは...と後半戦突入!
持参のジャズ番組「MO' Cool Jazz」のジングルとテーマ曲に乗せて「ジャズをキーワードに心揺らす時間をお届けするMO' Cool Jazz 、ナビゲーターの小川もこです」と喋り出した途端、キラリ〜ン♪と生徒達の顔つきが変わったのを肌で感じます。生放送を本当におこなっているんだ...と思った子もいたみたい。演奏グループをステージ上に呼び込んで、映画「スィング・ガールズ」でもお馴染みの『A列車で行こう』で、華やかに公開生放送(ふう)の演奏はスタートしたのでした。
ピアノは林正樹。「ハーレムのシュガー・ヒルに行くのなら、”北行きA列車”にお乗りくださ〜い」と叫んでいる駅員の、笛の音と言葉が聞こえてくるような軽やかなイントロが皆の心を鷲掴み。ゆきさんのヴォーカルは超一流♪
そこへ、普通ジャズじゃなかなか使われない大きな大きな管楽器チューバで参加は渋さ知らズのワールドツアーから直行、ヨーロッパ帰りの高岡大祐。ブンブン言わせる低音が、鼓動のビートを煽ります。
そしてまさに鳴り物入りの打楽器で、生きとし生ける者達の生命の営みの音を、これでもかと再現するパーカッションは地元富山のヤマダベンちゃん登場。
それぞれ接点はあってもこの4人での演奏はこの日が初めて、ほとんどリハーサルもないのに、このガッチリ合ってしまう演奏と、どこまでも自由に盛り上がっていくのは まさにジャズの真骨頂です。
ジャズコンボとしては面白い編成のカルテットとなりましたが、そこは皆のユニークな個性と圧倒的テクニックで フルオーケストラで届けてくれているような音圧、音の広がり、何より魂の会話を感じさせます。さがゆきさんは中村八大グループ最後の専属歌手として言葉を伴う「うた」を歌う正当派ジャズボーカルでもありますが、宇宙語を喋っているような凄いフリーなヴォイスを聴かせてくれる、独特な存在。
その自由さに皆びっくりしてるみたい。「教科書に載ってる曲をジャズってみようシリーズ♪」では、中村八大作曲「上を向いて歩こう」を歌い、日本語の美しさを体感してもらい、そして「聖者の行進」では演奏スタイルの違いで全く違う楽曲になることを知らしめます。まずジャズのルーツのニューオーリンズはディキシーランドジャズふう、超ブルージーなブルースふう、小粋で涼やかなボサ・ノバふう、そうして情熱の
サンバふう、、と、同じ歌がリズムでこんなに変わってどれも楽しい。
もう興奮のボルテージは鰻登り♪ここでは音楽の先生が飛び入りです。掛け合いセッションではプロに負けじのアドリブプレイがとっても上手い!実は彼、ひそかに地元ジャズバンドでトランペッターとして活躍し
ているセミプロプレイヤーなのです。そんな日頃の先生とはちょと違うカッコイイ姿を見て、いやがおうにも生徒達のキモチは沸騰点へ。
最後のサンバでは 皆が動きたくてムズムズしている様子を見てとったヴォーカルのさがさんが、みんな立って♪の合図を送ったのをきっかけに、小川が子供達の席に飛び込み、無理矢理前に引っ張り出し、そんなこんなをやってるうちに、一番後ろの3年生に火が点いて、どんどん前に飛び出してくる。そうなったらここはもう、熱狂のリオのカーニバル会場。ランランランラー♪で 大きな声で聖者の行進を口ずさみつつ、ジャンプジャンプ。音楽の楽しさの前には優等生もお利口さんもない。
みんなで一つになった瞬間でした。
最後はエスニックな さがゆきさんオリジナル曲を聴きながらクールダウン。模擬放送部分は1時間半にも及ぶロングバージョンで最高の盛り上がりの中、幕を閉じたのでした。
あの炎熱地獄の中、汗まみれになりながら、真夏のジャズフェスのように盛り上がってしまった体育館。あーぁ楽しかった。
全国の小・中・高校の生徒のために講演会や芸術鑑賞を考えていらっしゃる先生やPTA、関係各位の皆さま。
模擬公開生放送ふうトーク&ジャズライブ。
これ、すごく良い企画だわ。子供達に新たな感動の扉を開く喜びを与えてあげられると思います。
呼んでくれたら いつでも最高のジャズメン達を引き連れて、どこへでも出かけていきますわよん♪
そしてここ関東は 今日も梅雨とは思えないような暑さ。今年の6月の日本列島は 降っても晴れても悩ましいですね。
そんな日本列島中が 今年一番の灼熱地獄と化していた先週の土曜日、6月25日。私は 富山県富山市にある 富山大学教育学部付属中学校体育館にいました。国立大学の付属であるこの学校は、優等生が集まる進学校。日頃勉強漬けの彼らに、音や言葉をテーマにラジオDJ・パーソナリティーとしての話を聴かせてほしいという要請を受けての講演会でした。
過去、数学者の秋山仁さんやマルチに活躍のマリ・クリスティーヌさん等、錚々たる方々が講師となっていらっしゃるようで、今年は小川なんかでいいのかしら?
はじめは小川の講演のあと、全く別にジャズのライブを予定していたようですが、直前になって「まるでもこさんの公開生放送の現場を見せてもらっているかのように、番組として演奏者を紹介したり、インタビュ
ーを行いながら、CDをかける代わりに生演奏。そんな形で、ジャズの楽しさを伝えてもらないか」などという熱心な提案を下さったのがPTA役員のお一人中平さん。
「あ。面白いですね♪」と私。
ライブをおこなうヴォーカリストのさがゆきさんとは、前日初顔合わせでしたが、打ち合わせの酒席で急遽始まったセッションのあまりに自由で楽しいこと。ジャズというジャンルを超えて、もうそこは音楽の起源
に繋がるようなワールドミュージックの世界。彼女は優秀なジャズヴォーカリストであると同時に、声を楽器にフリーに完全即興プレイをおこなう凄い人だったのです。これは楽しい展開になりそうだぞ♪と、翌日
の講演&模擬放送の成功を確信したのでした。
そうして迎えた当日は本当に暑かった。戸を開け放しても無風状態。外気温37度、体感気温はゆうに40度を超えている昼下がり。退屈して居眠りするのも命がけだぞ、、と心配しましたが、そこはさすが出来
た生徒達。なんとお行儀良く、きちんと、そして熱心に真剣に聴いていてくれるんでしょう。
オガワ感激!
約40分の講演ではパーソナリティーという仕事の楽しさから、日本語の魅力、人とコミュニケーションを持つということ、大事にしたい”言葉の魂”について、忌み言葉や言い換え言葉、放送自粛用語に関しても触れてみたりして。そうそう、「こんにちは」も「さようなら」も略語なんだよ。という話でも盛り上がりました。
身を乗り出して聴いていてくれる姿に気を良くして、それでは...と後半戦突入!
持参のジャズ番組「MO' Cool Jazz」のジングルとテーマ曲に乗せて「ジャズをキーワードに心揺らす時間をお届けするMO' Cool Jazz 、ナビゲーターの小川もこです」と喋り出した途端、キラリ〜ン♪と生徒達の顔つきが変わったのを肌で感じます。生放送を本当におこなっているんだ...と思った子もいたみたい。演奏グループをステージ上に呼び込んで、映画「スィング・ガールズ」でもお馴染みの『A列車で行こう』で、華やかに公開生放送(ふう)の演奏はスタートしたのでした。
ピアノは林正樹。「ハーレムのシュガー・ヒルに行くのなら、”北行きA列車”にお乗りくださ〜い」と叫んでいる駅員の、笛の音と言葉が聞こえてくるような軽やかなイントロが皆の心を鷲掴み。ゆきさんのヴォーカルは超一流♪
そこへ、普通ジャズじゃなかなか使われない大きな大きな管楽器チューバで参加は渋さ知らズのワールドツアーから直行、ヨーロッパ帰りの高岡大祐。ブンブン言わせる低音が、鼓動のビートを煽ります。
そしてまさに鳴り物入りの打楽器で、生きとし生ける者達の生命の営みの音を、これでもかと再現するパーカッションは地元富山のヤマダベンちゃん登場。
それぞれ接点はあってもこの4人での演奏はこの日が初めて、ほとんどリハーサルもないのに、このガッチリ合ってしまう演奏と、どこまでも自由に盛り上がっていくのは まさにジャズの真骨頂です。
ジャズコンボとしては面白い編成のカルテットとなりましたが、そこは皆のユニークな個性と圧倒的テクニックで フルオーケストラで届けてくれているような音圧、音の広がり、何より魂の会話を感じさせます。さがゆきさんは中村八大グループ最後の専属歌手として言葉を伴う「うた」を歌う正当派ジャズボーカルでもありますが、宇宙語を喋っているような凄いフリーなヴォイスを聴かせてくれる、独特な存在。
その自由さに皆びっくりしてるみたい。「教科書に載ってる曲をジャズってみようシリーズ♪」では、中村八大作曲「上を向いて歩こう」を歌い、日本語の美しさを体感してもらい、そして「聖者の行進」では演奏スタイルの違いで全く違う楽曲になることを知らしめます。まずジャズのルーツのニューオーリンズはディキシーランドジャズふう、超ブルージーなブルースふう、小粋で涼やかなボサ・ノバふう、そうして情熱の
サンバふう、、と、同じ歌がリズムでこんなに変わってどれも楽しい。
もう興奮のボルテージは鰻登り♪ここでは音楽の先生が飛び入りです。掛け合いセッションではプロに負けじのアドリブプレイがとっても上手い!実は彼、ひそかに地元ジャズバンドでトランペッターとして活躍し
ているセミプロプレイヤーなのです。そんな日頃の先生とはちょと違うカッコイイ姿を見て、いやがおうにも生徒達のキモチは沸騰点へ。
最後のサンバでは 皆が動きたくてムズムズしている様子を見てとったヴォーカルのさがさんが、みんな立って♪の合図を送ったのをきっかけに、小川が子供達の席に飛び込み、無理矢理前に引っ張り出し、そんなこんなをやってるうちに、一番後ろの3年生に火が点いて、どんどん前に飛び出してくる。そうなったらここはもう、熱狂のリオのカーニバル会場。ランランランラー♪で 大きな声で聖者の行進を口ずさみつつ、ジャンプジャンプ。音楽の楽しさの前には優等生もお利口さんもない。
みんなで一つになった瞬間でした。
最後はエスニックな さがゆきさんオリジナル曲を聴きながらクールダウン。模擬放送部分は1時間半にも及ぶロングバージョンで最高の盛り上がりの中、幕を閉じたのでした。
あの炎熱地獄の中、汗まみれになりながら、真夏のジャズフェスのように盛り上がってしまった体育館。あーぁ楽しかった。
全国の小・中・高校の生徒のために講演会や芸術鑑賞を考えていらっしゃる先生やPTA、関係各位の皆さま。
模擬公開生放送ふうトーク&ジャズライブ。
これ、すごく良い企画だわ。子供達に新たな感動の扉を開く喜びを与えてあげられると思います。
呼んでくれたら いつでも最高のジャズメン達を引き連れて、どこへでも出かけていきますわよん♪
2005年06月20日
じゅーじゅー焼きもの
ここのところ続けて、自由が丘に行ってます。
先週は『熱風ジンギスカン カル二チン堂 』という、えっらい美味しいジンギスカン店へ。ここのところ、東京はジンギスカンが大流行で、週に一度は必ず食べる習慣を持っていた北海道出身の私には本当に嬉しい限り。
羊肉に含まれる「カルニチン」には脂肪燃焼を助ける働きがあるとかで、女性にじわじわと人気が広がって来たんですね。さらに「羊肉と一緒に緑茶や抹茶に含まれるカテキンを摂ると効果倍増。今年は羊肉にチャレンジしてヘルシーに脂肪を燃焼してしまいましょう♪」などと、TVも雑誌もやたら煽るものだから、東京では 次々ジンギスカン店が誕生しています。その中でもここは美味しいよ。シロという仔羊ラム肉がクセが無く、柔らかくて。7月に大井町店もオープンするとかで現在従業員募集中。廉価でお腹いっぱいになるのも手伝って、まだまだブームは続きそうです。
ちなみに、本日発売の情報誌『東京1週間』では、行列の出来る店特集で 中目黒のジンギスカン店が小川の推薦で掲載されていると思います。要チェック。
で、今度はお好み焼きを食べに行こうと誘われてふ〜らふ〜ら♪
店構えはレトロ一色。これ流行りなんだねぇ。入り口に赤い丸形ポストはあるは、中には 昭和初期のレトロポスターやら、薬のパッケージやら、懐かし漫画が貼られていて、この昭和懐古趣味は、もはや流行りというよりスタンダードなんやなぁ。
車をコインパーキングに停め、連れの2人に遅れて店に到着すると、入り口には長い行列が出来ている。予約は必須ね、こういう人気店は。席に着くと、既にこの店の美味しいところはおさえるオーダーは済んでいます。事情通と来ることも大事。初めての店の心得。
さぁ登場!最初の 白菜の上に塩昆布の細切りが散らしてある「しゃきっと白菜サラダ」から、もう絶句するほど旨い。続く「塩すじ」でカウンターパンチ♪関西の最重要食文化の一つだね、この牛すじってやつは。
半日以上煮込んで甘辛く柔らかくなった牛すじがキャベツと一緒に塩炒めされている、これもいたってシンプルな料理なんだけど、噛みしめるほどに肉汁が溢れ出し、キャベツの塩加減も絶妙ですっごい美味。運転があるからウーロン茶で食べている事に臍をかむ。次来た時はビールがんがん呑むぞぉ!そうして登場のメインのお好み焼きは、ここのところもんじゃ焼きにはまっていた私に やっぱり小麦粉料理の王道はコレな
のだ、、と知らしめる素敵な味でございました。
実は このお好み焼きやさんは俳優の伊原剛志さんがオーナーのフランチャイズ店なのね。東京には美味しいお好み焼きがない。いつか金を掴んだらやろう...と志した18の夜。29才で掴んだ。役者としての成功と共に 強い彼の信念が貫かれているのを店の中の「気」に感じます。
伊原剛志 1963年11月6日福岡生まれ 大阪育ち高校を卒業と同時に役者を目指し東京へ。
29才の時にお好み焼“ぼちぼち”を出店。2005年現在13店舗経営
新選組での演技も光っていたけれど、実業家としての才も素晴らしいのだな。
彼のブログは相当読み応えがある。
http://iharatsuyoshi.cocolog-nifty.com/
人気メニュー「塩すじ」がどうして出来たのかの下りは、ほんと泣けます。自分の親以外に「おかあちゃん」って呼べる人間がいるのは やっぱり幸せだと思う。
『ぼちぼち』という店名、「もうかりまっか?」に対する「ぼちぼちでんがな」って御返事常套句よね。と言ったら、それよりは、「ぼちぼちいこか」という関西人特有の気質を表す言葉なのだと、この日に連れて
いってくれたジャズ歌手のチャカさんは のたまう。
肩いからせて鼻息荒く臨むのではなく、「あんさん、そんなシャカリキになったら、なるもんもなりまへんがな。Take It Easyでっせ」みたいな♪
そこはカッコつけるのを恥ずかしがる大阪人、心の中では「よっしゃぁ、一発いてこましたるでえ!」と思っていても、表向きは「ほなぼちぼちいこかー」と、ほにゃっと脱力して言うのだと。。
ここが大阪らしくて、良い感じなんだとか。なるほどぉ。
ほな今週も ぼちぼちいこか。
「ぼちぼち」にも また行こか。仲良し連れて。
先週は『熱風ジンギスカン カル二チン堂 』という、えっらい美味しいジンギスカン店へ。ここのところ、東京はジンギスカンが大流行で、週に一度は必ず食べる習慣を持っていた北海道出身の私には本当に嬉しい限り。
羊肉に含まれる「カルニチン」には脂肪燃焼を助ける働きがあるとかで、女性にじわじわと人気が広がって来たんですね。さらに「羊肉と一緒に緑茶や抹茶に含まれるカテキンを摂ると効果倍増。今年は羊肉にチャレンジしてヘルシーに脂肪を燃焼してしまいましょう♪」などと、TVも雑誌もやたら煽るものだから、東京では 次々ジンギスカン店が誕生しています。その中でもここは美味しいよ。シロという仔羊ラム肉がクセが無く、柔らかくて。7月に大井町店もオープンするとかで現在従業員募集中。廉価でお腹いっぱいになるのも手伝って、まだまだブームは続きそうです。
ちなみに、本日発売の情報誌『東京1週間』では、行列の出来る店特集で 中目黒のジンギスカン店が小川の推薦で掲載されていると思います。要チェック。
で、今度はお好み焼きを食べに行こうと誘われてふ〜らふ〜ら♪
店構えはレトロ一色。これ流行りなんだねぇ。入り口に赤い丸形ポストはあるは、中には 昭和初期のレトロポスターやら、薬のパッケージやら、懐かし漫画が貼られていて、この昭和懐古趣味は、もはや流行りというよりスタンダードなんやなぁ。
車をコインパーキングに停め、連れの2人に遅れて店に到着すると、入り口には長い行列が出来ている。予約は必須ね、こういう人気店は。席に着くと、既にこの店の美味しいところはおさえるオーダーは済んでいます。事情通と来ることも大事。初めての店の心得。
さぁ登場!最初の 白菜の上に塩昆布の細切りが散らしてある「しゃきっと白菜サラダ」から、もう絶句するほど旨い。続く「塩すじ」でカウンターパンチ♪関西の最重要食文化の一つだね、この牛すじってやつは。
半日以上煮込んで甘辛く柔らかくなった牛すじがキャベツと一緒に塩炒めされている、これもいたってシンプルな料理なんだけど、噛みしめるほどに肉汁が溢れ出し、キャベツの塩加減も絶妙ですっごい美味。運転があるからウーロン茶で食べている事に臍をかむ。次来た時はビールがんがん呑むぞぉ!そうして登場のメインのお好み焼きは、ここのところもんじゃ焼きにはまっていた私に やっぱり小麦粉料理の王道はコレな
のだ、、と知らしめる素敵な味でございました。
実は このお好み焼きやさんは俳優の伊原剛志さんがオーナーのフランチャイズ店なのね。東京には美味しいお好み焼きがない。いつか金を掴んだらやろう...と志した18の夜。29才で掴んだ。役者としての成功と共に 強い彼の信念が貫かれているのを店の中の「気」に感じます。
伊原剛志 1963年11月6日福岡生まれ 大阪育ち高校を卒業と同時に役者を目指し東京へ。
29才の時にお好み焼“ぼちぼち”を出店。2005年現在13店舗経営
新選組での演技も光っていたけれど、実業家としての才も素晴らしいのだな。
彼のブログは相当読み応えがある。
http://iharatsuyoshi.cocolog-nifty.com/
人気メニュー「塩すじ」がどうして出来たのかの下りは、ほんと泣けます。自分の親以外に「おかあちゃん」って呼べる人間がいるのは やっぱり幸せだと思う。
『ぼちぼち』という店名、「もうかりまっか?」に対する「ぼちぼちでんがな」って御返事常套句よね。と言ったら、それよりは、「ぼちぼちいこか」という関西人特有の気質を表す言葉なのだと、この日に連れて
いってくれたジャズ歌手のチャカさんは のたまう。
肩いからせて鼻息荒く臨むのではなく、「あんさん、そんなシャカリキになったら、なるもんもなりまへんがな。Take It Easyでっせ」みたいな♪
そこはカッコつけるのを恥ずかしがる大阪人、心の中では「よっしゃぁ、一発いてこましたるでえ!」と思っていても、表向きは「ほなぼちぼちいこかー」と、ほにゃっと脱力して言うのだと。。
ここが大阪らしくて、良い感じなんだとか。なるほどぉ。
ほな今週も ぼちぼちいこか。
「ぼちぼち」にも また行こか。仲良し連れて。
2005年06月06日
だびだ はだびず
6月6日 雨ざーざー降っても来ず、三角定規にヒビも入らず。梅雨直前とは思えない 気持の良い青空が広がっている 今日の東京です。貴方のところはいかがですか。
先週お知らせしました、朗読。無事終わりました。
小さな劇場にぎっしり超満員のお客様、立ち見のかたも多かったと聞きました。酸欠ギューギューな思いをさせてしまってごめんなさい。お足元の悪い中、お越し下さいましたかたには 心から御礼を申し上げます。
朗読だけで約45分。オープニングとエンディング以外は一切のBGMも効果音も無し。
単調で退屈されるかたもいらっしゃるのでは...と危惧しましたが。
しわぶき一つ立てるのも憚られるほど、固唾を呑んで真剣に聴いてくださっているのが、サスの光の中に居て痛いように感じられます。
皆の気と共に、手紙の登場人物の二人の気配が そこに宿っている気がしました。
手紙の中へ 自然に 入っていきました。
入り込み...過ぎました。
後半、朗読しながら一滴、雫が落ちてしまったその後は、とどまるところを知らず。目からだけで済んでいれば まだよいものを、洟水も二筋の粘着質な流れとなって止まらず、ハンカチでそっと拭えば 納豆のように鼻から糸引く始末。最前列や真横からご覧になっていたかたには、噴飯物だったと思います。あーぁ恥ずかし。
舞台の袖に引っ込んだ後、「え。泣いていたんですか。声が全く涙声になっていませんでしたよ。わかりませんでした」と、出番待ちのDJアーチには言われましたが、ほんとうに。みっともないったらありゃしな
い。
もっとも、袖の中で聴き入っていてくれていて一緒に泣いてしまったと彼も目を真っ赤にしていましたが。
もっと冷静になるほうがいいのか、表現は過多にはならぬよう、でも本人の代わりに語る霊媒師の如くあるのがいいのか。前者に決まっているけれど、今後の大命題であります。
パーソナリティーカレッジの生徒や事務所のスクール生、後輩達も多数聴きに来てくれていたのですが、まさに反面教師を地でいってみました。
最後の章のみ、音楽に当てるため直前に5回リハーサルしたのですが、たった1ページを読むのに、その5回全て 涙する女。
パブロフの犬状態です。
そこにあるのは まごうことのない現実。大上段の正義や主義主張やらなど 何もない。一人の人として 粉飾も外連も衒いもなく、ストレートに表現された愛情と哀しみと怒りと喜びと優しさと。
そんな言葉達の前には どんな脚色も演出も要らない。
私は ただ淡々と読むだけでした。
途中、会場のあちこちから聞こえ出す すすり泣きから次第に変わる嗚咽が さらなる連鎖反応を引き起こし。
ここはどこの葬儀会場なのやら。まったく 前座の前座なのに 失礼いたしました。
その後のドタバタショートコントとアーチの最高の一人芝居が、笑いや爽やかな感動を呼んでくれて有り難かったです。
今後、この朗読を全国いろいろな機会、場所でやっていってねと要請する我が事務所の押し出し強い社長、
「ティッシュメーカーのタイアップをつけよう」などと冗句。
今のところ、8月に富山で朗読会をおこなうことが決まっています。詳細が決定しましたら またお知らせしますね。
その前に、今年でもう6年目、11回目を数える演劇「飛行機雲」の公演があります。
場所は昨年と同じ、新宿シアターサンモール。8月10日から14日まで全8回。
今回は坂本光太郎がダブルキャストで、演出もガラリと変わります。
初めてのかたも御常連のかたも 何かを感じに よかったら足を運んでみてください。
感じる。涙する。
これ、心身の浄化作用としても はなはだ重要...ですよね?
先週お知らせしました、朗読。無事終わりました。
小さな劇場にぎっしり超満員のお客様、立ち見のかたも多かったと聞きました。酸欠ギューギューな思いをさせてしまってごめんなさい。お足元の悪い中、お越し下さいましたかたには 心から御礼を申し上げます。
朗読だけで約45分。オープニングとエンディング以外は一切のBGMも効果音も無し。
単調で退屈されるかたもいらっしゃるのでは...と危惧しましたが。
しわぶき一つ立てるのも憚られるほど、固唾を呑んで真剣に聴いてくださっているのが、サスの光の中に居て痛いように感じられます。
皆の気と共に、手紙の登場人物の二人の気配が そこに宿っている気がしました。
手紙の中へ 自然に 入っていきました。
入り込み...過ぎました。
後半、朗読しながら一滴、雫が落ちてしまったその後は、とどまるところを知らず。目からだけで済んでいれば まだよいものを、洟水も二筋の粘着質な流れとなって止まらず、ハンカチでそっと拭えば 納豆のように鼻から糸引く始末。最前列や真横からご覧になっていたかたには、噴飯物だったと思います。あーぁ恥ずかし。
舞台の袖に引っ込んだ後、「え。泣いていたんですか。声が全く涙声になっていませんでしたよ。わかりませんでした」と、出番待ちのDJアーチには言われましたが、ほんとうに。みっともないったらありゃしな
い。
もっとも、袖の中で聴き入っていてくれていて一緒に泣いてしまったと彼も目を真っ赤にしていましたが。
もっと冷静になるほうがいいのか、表現は過多にはならぬよう、でも本人の代わりに語る霊媒師の如くあるのがいいのか。前者に決まっているけれど、今後の大命題であります。
パーソナリティーカレッジの生徒や事務所のスクール生、後輩達も多数聴きに来てくれていたのですが、まさに反面教師を地でいってみました。
最後の章のみ、音楽に当てるため直前に5回リハーサルしたのですが、たった1ページを読むのに、その5回全て 涙する女。
パブロフの犬状態です。
そこにあるのは まごうことのない現実。大上段の正義や主義主張やらなど 何もない。一人の人として 粉飾も外連も衒いもなく、ストレートに表現された愛情と哀しみと怒りと喜びと優しさと。
そんな言葉達の前には どんな脚色も演出も要らない。
私は ただ淡々と読むだけでした。
途中、会場のあちこちから聞こえ出す すすり泣きから次第に変わる嗚咽が さらなる連鎖反応を引き起こし。
ここはどこの葬儀会場なのやら。まったく 前座の前座なのに 失礼いたしました。
その後のドタバタショートコントとアーチの最高の一人芝居が、笑いや爽やかな感動を呼んでくれて有り難かったです。
今後、この朗読を全国いろいろな機会、場所でやっていってねと要請する我が事務所の押し出し強い社長、
「ティッシュメーカーのタイアップをつけよう」などと冗句。
今のところ、8月に富山で朗読会をおこなうことが決まっています。詳細が決定しましたら またお知らせしますね。
その前に、今年でもう6年目、11回目を数える演劇「飛行機雲」の公演があります。
場所は昨年と同じ、新宿シアターサンモール。8月10日から14日まで全8回。
今回は坂本光太郎がダブルキャストで、演出もガラリと変わります。
初めてのかたも御常連のかたも 何かを感じに よかったら足を運んでみてください。
感じる。涙する。
これ、心身の浄化作用としても はなはだ重要...ですよね?

