2007年09月

2007年09月27日

月日は百代の過客にして 〜 タイムスリップFリク5

827abfb9.jpg 先週の土曜日。NHK仙台放送局の第一スタジオは、時間の流れが逆行し ステキにノスタルジックな空間となってました。

仙台 FMリクエストアワー。

私のDJデビューは実はここ、この番組だったのです。

土曜の午後の3時間生放送、進行するのは3人のパーソナリティー。

メインは番組の作曲コーナーで生まれた「青葉城恋歌」の大ヒットで、国民的歌手として快進撃を続けていた さとう宗幸さん。
支えるのは私の母と同い年でお父さん的存在の声優、仙台放送劇団の 坂本益夫さん。
その末席に加えていただいたのが 年端もいかない十代の女子大生だった私。当時、女子大生DJってのがスポットを浴び始めだった
かしら。

ほんっとにわけも判らず、世間のなんたるか社会との関わりもなぁんにも知らないまま、無我夢中で喋っていた週末。無知で未熟だった私がいっぱい勉強させてもらった 最高に楽しい人生学校でした。

その歴史的番組を一度限り復活させましょう♪というNHKディレクターのアイディアで、この日のスタジオには当時のまま(!)の数百人のお客様。ふふ。時間が止まっていたのは我々ばかりじゃない。(^^;)

そう、あの当時、リクエストカードを毎週書いてくれていた人、スタジオに毎週来てくれていた人、ずっと毎回聴いてましたという人。
懐かしいラジオネームの投書、懐かしい顔が並び、それはもう大盛り上がりの同窓会。
いや、自分たちには年を経た自覚が無いから、2,3ヶ月ぶりにスタジオに集まったってな気分で、当時の話に 花が咲く。

「カツ丼バナナ」なんて面白いペンネームあったよな。
当時中学生の彼らが パイプ椅子並べるの手伝ってくれてたよな。
スタジオをディスコにして、ミラーボール廻して踊りまくったよな。
作曲コーナーに素晴らしい詩を送ってくれる強力な3人がいたよな。
ハウンドドッグや小柴大造、数々のアーティストがこのスタジオライブから大きく巣立っていったよな。
ジュディ・オングに小林幸子、春日八郎から松田聖子まで当時のスター達が来仙時には必ず立ち寄ってくれる番組だったよな。
人気番組に突撃〜!とライバル局のアナウンサーまで生取材に来てくれたよな。
ゲストの水越恵子さんにモコが似てるって宗さんが言ってたよな。
で、リクエスト曲「頬にキスして」をオンエアー。
懐かしい...っていうより、つい昨日の事じゃん。って気分。
会場内のお客様にもマイクを向けて、いちいち笑いが 湧き起こる。

あぁ、あったかい。ゆる〜い たゆたうように 穏やかな時間。

ハイテンションで 機関銃のように喋る番組が主流の今にあって、こういうの 良いなぁ、、、って つくづく思ったんだ。

中盤には この数週間で111編も届いた投稿作品の詩の中から3編にメロディーをつけて宗さんが歌う「作詩・作曲コーナー」。思わずじぃぃぃん...としてしまう良い歌たち。これ、平成のスタンダードとなっていかないかなぁ。

後半は、当時よく出演してくれていた歌のゲストを代表して八木山合奏団のライブ、宗さんのライブと続き、最後はみんなで『青葉城恋歌』を大合唱して終了。あっというまの2時間だった。

こんな楽しい企画、また来年絶対やってください!という熱い会場内の声に応えて、終了後に第二弾の開催を早くも約束してしまった堀江ディレクター、ふふ。おっちょこちょいね。

でも、次回を 皆と共に 楽しみにしてますよん♪


夕立の激しい雨のカーテンをくぐり抜けて 宗さんが連れていってくれたのは腕の良い頑固者の大将の店。ホヤの刺身、蟹の甲羅揚げサンマの刺身の新鮮さ、旨さに舌鼓。
併せて頂く『日高見』(ひたかみ)は 旨い酒だなぁ。

なんだか 仙台という街が ほっこり 体を受けとめてくれている。
その優しさに 身を委ねる 幸せ。

あぁ、ふるさとって ありがたいな。

来年1月のびっきの会チャリティーコンサートも頑張ろうっと。

宗さん 坂本さん NHK仙台の皆さん お越しくださった皆さん
後ろの席で見守ってくれていた両親、親族の皆 
     ありがとね。


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つくりもん やっぱりステキな ほんまもん5

3f410987.jpg 仙台から帰還の翌早朝、私は東京のヤジキタスタッフと共に、今度は 富山県高岡市福岡町の駅前メイン通りに 立ってました。

「つくりもんまつり」実況生中継に向けての取材のためです。

 奇祭です。300年以上の歴史を持つ珍しい祭りなんです。野菜や草花で作品つくって展示するという 町民参加の芸術祭。

ジオラマ展示あり、5m超の巨大な像あり、各町内会の青年達や小学校の生徒達、企業をあげての参加あり、老人介護施設のお年寄り達など、町の皆が 精魂込めて作り上げた作品は、微に入り細を穿った細工がほどこされ、観る者の感動を呼びます。

茄子がサザエさんの髪型に?!にんにくの皮がコウノトリの羽に?長ネギの緑と白の曲線を使って、冠雪の富士山や鳳凰の翼を表現!などなど素朴な可愛らしさも、最上の芸術性にも、いちいち「おぉ、、、」っと 感嘆の声を上げてしまうのです。

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今年は37作品。その全てを観ておこうってんで、ブロードバンド担当のカメラマンも一緒に、一軒一軒を巡ったわけですが、これら作品群、一ヶ所に集まってるわけじゃない。実に ばらんばらんに点在してるのですな。。。

地図を片手に、決してせまくない町内をあっちでリポート、こっちでインタビュー。全て徒歩で廻る。宝探しゲームみたいで、それはそれは 楽しいんですけどさ。
正直言って、ここんとこ続いているハードスケジュールに睡眠時間が極端に少なかった私。全てを観終わった頃、暑さと疲れで へこたれてました。

完全 グロッキーです。

控え室で 1時間ほど 伏せっておりました。...(-_-)zzz


御陰で、午後6時スタートの生放送には シャキーンっと元気復活!

隣りで直前までやっていた歌謡ショーの観客様もゲットして、たくさんの方々と祭りの様子を伝える1時間、楽しく進行したのでした。
ステキにサポート&全力ダッシュで生中継レポートも敢行してくれた久和アナ、ありがとね♪

詳しいレポートは 近日アップのヤジキタ旅日記にて公開の予定。
どうぞお楽しみに。

それにしても、都会では。

井上陽水の唄の歌詞を借りるまでもなく、殺伐とした人間関係で。
近隣とのおつきあいなんて ほとんど無い。
だから、祭りに向けてひとつ軒下に集まって、お茶を飲んだり酒盛りしたりしながら、和気藹々と皆で共同で 作品を作り上げていく という、その工程に 羨望と憧憬を覚えるのです。

いいな。

こういう関係こそ 失っちゃいけない 宝だなって。

写真は
上)「末広翁(すえひろ・おきな)」部分 by末広町自治会 展示場所:福岡駅前広場
高さ、幅とも5m超の巨大作品です。
顔は白豆で埋めつくし、袖の鶴の模様は茄子や長ネギ、人参で。
41種類の野菜を巧みに組み合わせ、見事に翁を表現してます。
翁のヘソ下あたりの黄色い四角模様は、そう!我々が10日前に手伝わせてもらったトウモロコシ粒ですぅ♪

下)「収穫の秋」by 表元町自治会 展示場所:木川建具店車庫
のどかな田園風景が全て野菜で表現されてます。吊り橋を渡る人はサツマイモが身体なの。
「見る人に懐かしさを感じさせる。人物や時代感覚が見事に表現されている」とは審査員の評

全37作品中、コンクールで優勝したのが、この2作品でした。
写真をクリックすると、アップで観られます♪その緻密さに感動しますよん
他作品は ヤジキタのHPで近日公開、待っててね〜

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今週の美味しいものvol.13 〜 白エビのかき揚げカレー5

 つくりもんまつりの生放送を終えて、富山市内に戻り富山湾の海の幸で打ち上げ。「やっとるぞー五條」は庶民の味方♪
翌朝、4時半起きで今度は立山黒部アルペンルートへ向かいました。その様子は 来週 御報告いたします。

で、すべての取材を終え、帰途についた富山空港で食した昼飯がとってもユニークで美味しかったので、発表しま〜す♪

じゃんじゃじゃ〜〜ん!「白エビの かき揚げカレー」

そうです。カレーライスです。そのルーの上に、富山湾の宝石と謳われる白エビをふんだんに使ったかき揚げが 鎮座しています。
えぇ、そうです。普通なら、かき揚げ天丼として供されるであろう風情のまんま、どっかんと 乗っかっているのです。

いや、しかし。これが まっこと旨かったのじゃよぉぉぉ〜♪

アツアツのかき揚げを ハフハフ言いながら噛みしめると、サクっとした食感の後、じわぁぁんと白エビの美味しいエキスが口いっぱいに広がる。
これがカレールーに 思いの外ベストマッチなのです。

あっは〜ん。お・い・ひ・い。

スタッフ全員、飛行機の離陸時間が迫っているので、物凄い速度でぐわしぐわし食べるわけですが、ついつい洩れる「うめぇ!」「いや、意外な味です」「美味しいよ、びっくり」なんて声 連発。

これ、白エビが手に入らなかったら、他のエビのかき揚げでも試してみる価値あるかも。ただし、殻付きじゃないと、この食感が出ないので、小さいエビが良いでしょう。

まずは、富山空港の2階レストランで おためしあれ。
1200円。ちょっとお高めですが、その価値は有りとみた。

(すっごく急いでいたので今回写真映像はありません。あしからず)

mokomoko43 at 13:51|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2007年09月19日

YAJIKITA旅日記 Up!〜あの娘の深い事情

e90c6eea.jpg番組の公式サイトに 小川もこと 同行のアキノちゃんの書いた旅日記がアップされました。

哀れなあの娘の より詳しい事情が ここを御覧になればわかると思います。
さらに... (この写真の)小川好みのイケメンに関する情報も♪

YAJIKITA on the road 旅日記 黒石編2 

ぜひ、御覧あれ〜〜〜



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2007年09月17日

エマージェンシーミッション〜あの娘を救え!

 ある日 空から降ってきたのです。ひらひらひら と幸せを呼ぶ札束が。

そうして あの娘は 産まれました。

それはそれは別嬪さんで、たちまち町の人気者。双子の妹と共に、喩えるならば 叶姉妹かリリーズか はたまたパリス・ヒルトンか。
看板娘の美人姉妹をひと目見ようと、全国から多くの人々が訪れるほどでした。

ところが。
気が付くと、お父さんの会社が傾き、お家は破産の危機に陥ります。
そこで、けなげにも、彼女は自らの身体をなげうってお家の危機を救おうとするのでした。

その哀れな様子を見て、いてもたってもいられなくなった周囲の人たちが立ち上がった!
借金の肩代わりをしてやろうと。でも、あまりにも莫大な額ゆえに、少しずつみんなで出し合って。これは、お金を恵んでやるんじゃない。彼女の美しさに 皆で投資するのだと。

彼女が広告塔となって、もっともっと頑張ったお父さんの会社が持ち直したら、投資した一人一人の 懐も心も潤うのだと。

けれども、もう会社には 時間がない!
約束の期日は あと2週間後。それまでにあと1万人。彼女を助けるために今、投資してもいいですよという人が現れないと、あわれ、彼女の命はなくなるのです。

彼女の助命嘆願のため 町の人々は 身を粉にして今、必死に奔走しているのです。


とまぁ、ひらたく説明すると そんな感じ。

 さる8月15日、取材をしてきました青森県黒石市での現実の話です。
ただし、この美人の娘ってのは「純金こけし」のこと。
空から降ってきたお金は 竹下内閣の「ふるさと創生一億円」ね。

破産の危機のお父さん とは 黒石市の財政状態。

北海道夕張市の財政破綻の例を挙げるまでもなく、地方都市の多くが抱えている問題が 多額の累積赤字。
ここ黒石市の財政状態も 実は非常に逼迫しているのです。

現在、黒石市は、あらゆる財政再建手段を講じていますが、この貴重な観光資源である純金こけしも、財政再建の一助に手放してはどうか!という声が非常に高まってきているんですね。

ちなみに、金の価格のここのところの高騰で、純金こけしの時価も1億5千万円にまで跳ね上がっています。観光の呼び物にしながら財テクも兼ねているという、なかなか有意義な一億円の使い方ではありましたが。

さて、そんな動きに対し、「ちょっと待て!」と立ち上がったのが一部の市民。

黒石市民有志の呼び掛けで、「純金こけしオーナーズクラブ」なるものが発足したのです。
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《純金こけしオーナーズクラブ》とは、
「みんなにオーナーになってもらって、 黒石市から純金こけしを買い取って保存していこう」という市民運動。

"http://kokeshiownersclub.com/index.html

このオーナー募集運動を 現在、必死に展開中!

必死?!

そう。一刻を争うのです。
黒石市との約束で 9月30日が期限となっているのです。

ひとくち1万円で 1万5千口。計 1億5千万円。
7月10日から予約受付を開始しておよそ2ヶ月経過した9月13日現在、
予約口数 5910口 

えぇぇぇぇっっっっ????
目標まで あと1万口も 足りないよぉぉぉ!!!!

あと 二週間しかありません。
正直言って ちょっと実現は難しいかも...ではあります。

でも。
ふるさとを愛する心が そこにある。
みんなのふるさとを象徴する自然が文化が人の温もりが ここ黒石には あるんだよねぇ。
自分のふるさとを助ける気持ちに なんだかなっちゃうんだよな。
そう。
オーナーは どこの誰でも なることができます。

この1万円は 決して 寄付ではありません。

今後もしも売却となった場合、一口分の金額(時価での純金こけしの1万5千分の1の金額)は、丸々戻ってきます。

ボン・キュ・ッボンのボディコンシャスな形が色っぽい津軽こけしの体型をした金ぴかこけしが、もうすぐ鋳溶かされてしまう。ちょっと せつないなぁ。

遊び心を持って「彼女を救え!」なんてぇ臨んだことが、ひいては、とある地方都市を財政破綻から救うことにもなる。それって 少し 嬉しくないですか?

1万円。

呑みに行ったり、欲しかったお洋服を一枚我慢して、使ってみるには 決して多すぎる金額ではないように 私は思うのだけれど。


mokomoko43 at 02:30|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | イベント等告知

分を知る パート22

6b77994c.jpg 突然の事に 皆を唖然とさせ、だからこそ一億総、安倍さんの不甲斐なさを肴に 酒を呑み、お茶を飲んできた この数日間。

やっぱり今週は この話題から。(放送では語れない事 だったりするからね。。。)

 なんで今なんだ。なんで参院選直後じゃないんだ。それよりなにより、なんで全てが こうもちぐはぐなんだ。この人に決断力、というか刹那せつなに適切に 認知・判断・動作する力ってあるんだろうか。無いなら 運転免許証は剥奪されて当然なのであると。

「戦後レジームからの脱却」
「美しい国づくり」
耳に触りの良い言葉を並べたて その実を伴わない虚しい日々。
掲げた大上段の構えは、どこに振り下ろされることもなく、胴を決められての一本負け。
情けなさの象徴として 2007年のニュースを振り返る時、ずっと語られていくのでしょうか。


 随分前に 自分の対処できる分だけ客を店に入れるという意固地な蕎麦屋のオヤジのことを書いた。その時 この言葉を用いたのだけれど、安倍総理突然の辞任劇を見ていて やはりこのフレーズが浮かんでしまったんだ。

「分を知っておけば」

「分」をわきまえず、「分相応」など気にせず、「分」を超えた事に身を置いてしまった人間の悲劇。といったら言い過ぎでしょうか。

一度に食べられる量は 人によって違う。だからこその 腹八分目。ビリーズ・ブートキャンプも、楽勝で続けている人もあれば、三日持たず除隊の人もいる。
いわんや、仕事においておや。
自分の領域を拡大しすぎると、整理がつかず、混乱をきたしてしまうのは世の常。覇気どころか生気まで無くし、青ざめた顔、虚ろな目で辞任会見に臨む彼の姿は 痛々しかった。
このまんま、死んだりしないでねと思うほど。
安倍さんを 不運の人と言う輩もいるけれど、運を呼び込むのも政治家の大事な資質のひとつ。
そんな点においても、不都合で不適切で分不相応だったんだろう。

二世。二代目。三代目。親の七光り系の人々よ。
強くあってね。
優秀な側近を持ってね。

数の論理か議員達の保身の常か、次は福田さんに決定の出来レースと言われている次期総裁選。
候補二人が登場しているテレビ番組を観た。麻生さんの顔が常に、歪むほどに「苦笑」している。つられて こっちも苦笑い。

ふと思う。
ひょっとして。分を知らずに行動しているのは 今、永田町を跋扈している議員達 すべてだったりするのかな。

いやだいやだ。
厭世的な気分、諦観を持たずに、今週末を見守ろう。
日本は そこまでヤワじゃない。明日は檜に 明日はヒノキに。


(上の写真は本文とは全く関係ありません。
9/14フォーミラ生放送を終えてから JFN世界遺産特番(9/17 13:00~on air)の取材で、五箇山の合掌造り集落へ。人が普通に住んでいる世界遺産は世界初、日本ではここだけです。のどかで うるわしき 民話のような原風景よのぉ。。。)


mokomoko43 at 02:24|PermalinkComments(5)TrackBack(0)この記事をクリップ!  

お知らせ三題5

=「宗さんとFリク生放送 何年ぶりかしら〜♪」===
 今週末の土曜日は あの古巣の仙台NHKのスタジオにおいて、さとう宗幸さんと 公開生放送をお送りします。小川のDJデビューは 実は学生時代、宗さんと一緒のFリクだったのだ。
あの頃 君は〜若かったぁ〜〜♪
ウン十年ぶりの邂逅に 嬉しいやら恥ずかしいやら。とってもとっても楽しみです。
「NHK仙台第一スタジオに200人ほどの観客を招いての公開放送。リスナーからのリクエスト曲や、お便り、FAX、Eメールなどを紹介。懐かしの「作詞・作曲コーナー」もリバイバル。リスナーから公募した歌詞に、宗さんが曲をつけて歌うスペシャルライブも交えながら、当時の雰囲気たっぷりに公開生放送を行います。」
ですってさ。小川も十代の頃に戻って 楽しみますぅ〜〜〜♪

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=「つくりもん に ほんまもんを 見よ」===
 翌日の日曜日は富山県高岡市福岡町において「つくりもんまつり」の会場から 公開生放送をお送りいたします。昨年の八尾町での「越中おわら風の盆」生放送に続いてのYAJIKITA特別編であります。
この「つくりもんまつり」って。野菜や果物といった農作物や自然の草花を用いた庶民芸術祭です。五穀豊穣を感謝して、世相を反映した人物や風景などを作りあげるんだけど、先週、制作途上の様子を取材してきました。
うぅむ、、スゴイ!「奇祭」です。
でも、とってもステキな 今、忘れかけている人と人の絆がかいま見えて感動なのよん。
富山のみんなは、9月23日(日)18:00~18:55生放送でお楽しみください。っていうか、公開放送なんで、現地まで遊びに来てね♪場所は ミュゼふくおかカメラ館前特設スタジオです。
全国の皆様は後日のYAJIKITA on the roadのラジオ放送と、番組サイトでの旅日記&動画配信をお楽しみに〜
(上の写真は つくりもんまつり準備中の末広町 制作現場に夜分おじゃましまして。FMとやまの久和アナと小川も 出し物の衣装制作に参加してきました。黄色に塗った画用紙にびっしりと隙間を作らず、ひたすらトウモロコシの粒をボンドで貼り付けていきます。根気のいる仕事です。雑さで 性格が出ます。。。)

=「しつこいくらいにお知らせ 朗読で聴こう宮部みゆき」=
 小川が朗読した作品、もう聴いてくださいましたか。
宮部みゆき 著:『ステップファザー・ステップ』
原作が とにもかくにも面白い小説です。
これを小川が朗読、そしてサンディの人気DJ達が 登場人物をイキイキと演じている ラジオドラマ仕立てとなっています。今、宮部作品の中で堂々第一位のダウンロードを誇っているみたい。
嬉しいですね。
あなたも「講談社 オーディオブック」のサイトから是非どうぞ。
http://moura.jp/audiobook/

時間が無くて、普段あんまり本を読んでいないんだよな... というかたも、気軽に楽しめる、オーディオブック、この機会に是非、味わってみてくださいね〜
お聴きくださったかた、忌憚のない 御意見御感想 お待ちしております〜〜〜。


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2007年09月11日

嵐の夜の  安吾's BAR4

474893c3.jpg 台風9号が東京に最接近した 9月6日の夜。
私は上野御徒町の池田屋・吉池総本店大広間にて、トークショーに参加していた。

おりしも関東台風直撃とあって、暴風雨吹きすさぶ中、果たしてお客様が集まってくれるのかしら?
不安だったけれど、皆、肝が据わっている。満席にちょっと欠けるほどの出席率。さすが、新潟を愛する「新潟サポーターズ倶楽部」と名付けている会ね。
それに、このイベントの楽しみは 終演後に新潟の旨い肴や酒を楽しめる点にもあるらしい。(そりゃ、私でも 花も嵐も踏み越えて〜♪でも行くわいな)

新潟が輩出した無頼派作家・坂口安吾の名を冠して第二回目の開催となった「安吾's BAR」。
安吾が愛した酒、「越の露」など呑みながら、今回は”手紙は文化だ!”をテーマに侃々諤々、新潟からは篠田新潟市長が参加して、安吾や新潟ゆかりのパネラーから繰り出されるのは、本当に興味深い話ばかり。

「ふるさとは語ることなし」と坂口安吾は書いているけれど、ラブレターや檄文は、実は文学を越えるような世界が描かれているのかも。。と、ジョン・レノンの「イマジン」や三行半(離縁状)まで例に挙げて、トークは続いていく。
特に、篠田市長は元新聞社の記者だけあって、本当に話の奥深さ、展開の巧さ、面白さに聞き惚れる。安吾研究家の七北数人さん、新井満さんと絵本を出版したばかりのイラストレーター黒井健さんの話も ざっくばらんで楽しい。

会場内でインタビューに応える安吾の長男、綱男さんが 父・安吾を語るエピソードが また人間味あふれていて皆の笑いを誘う。

小川は 安吾が恋人に宛てて書いた手紙や、野口英世の母の手紙、石川啄木の短歌など朗読させていただきつつ、ワイワイとざっくばらんにトークに参加、あーだこーだ喋った。

それに続く、宴は そりゃもう、あぁた♪
うふ。新潟の酒は旨いなぁ。。

それにさ。

なんだか。こう、酒を真ん中に置いて語り合う時のうんちくってさ。
ほんっと 楽しかったりするじゃない?
まるで、学生時代のゼミやサークルの仲間とワイワイやってるみたいで、これだよ。この雰囲気が好きだし、こんな話が出来る仲間が好きだから、私は酒を愛するんだなぁって 今さらながらに思う。



今、新潟では 二つの賞へのエントリーを広く全国にに募っている。
まず一つ目は 『安吾賞』。
社会・文化活動において、新しい時代・分野を切り開き、皆に勇気や元気を与え、かつ共感を持って迎えられた個人または団体を表彰するというもの。自薦他薦、国籍、居住地、性別・年齢を問わない。
正賞、副賞(賞金300万円)!
http://www.city.niigata.niigata.jp/info/bunka/ango/
(第1回の安吾賞は野田秀樹さん、新潟市特別賞は横田滋さん・早紀江さん夫妻だった)

もう一つは『ふるさとへ贈る手紙』。
新潟へというより、あなた自身の故郷への思いを 手紙に綴ってみてくださいという企画。
こちらは 新潟銘産品や温泉宿泊券が賞品。ひょっとしたら、本になるかも。
http://www.city.niigata.jp/info/bunka/furusato/furusato.htm


どちらも、〆切は9月28日。
何か新たな変革が これをきっかけにあなたの中にも 彼の地にもおこっていかないとも 限らない。
あなたも 応募してみては いかが?



mokomoko43 at 01:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! イベント等告知  | 

噺   表現するということ

 フォーミラ生放送に迎えた根本要さんが、番組始まる前に語ってくれたんだ。

前夜聴きに行って 素晴らしかったという話。
それでもう、いてもたってもいられず 私も行きましたがな。

桂 雀々さん 落語家生活30周年記念公演「雀々十八番」最終日。

5日間で全6公演、1公演に三席ずつ、計18席の古典落語。
去る6月、大坂で既に大成功させている1日三席、6日間連続公演。その東京版である。
そう。一席3〜40分の長い噺を、全部違う演目を毎日やり続けたのだよ。しかも、最終日は昼の部夜の部併せて全6席も。

いつもの雀さんより、すごく冷静沈着にして落ち着いて繰り出されるように感じられる。
良い意味で、必死だったりギリギリに張りつめた感じじゃないのだ。
それでも、微に入り細を穿って、時にくすぐり、時に大上段の構えの正攻法で。彼の描き出す人々は実に活き活きと、飛び出す絵本のように生命の息吹を持ってせまってくる。

「子ほめ」「夢八」「愛宕山」。
三席、それぞれ衣装も代えて その姿も凛々しく、顔も心なしかシェイプされて凛としている。
最後は お囃子や鳴り物がふんだんに入る「愛宕山」。活劇然とした賑やかな噺を、やっぱり全身を使って表現していく雀さんの着物は、みるみるうちに 肩口から汗で色が変わっていく。

あぁ。本当に真剣に「落語」に対峙しているんだな。と、雀さんの、その真摯な姿に 心打たれるのだ。

30年続けてきた落語の ひとつの集大成。
最後の挨拶では やり遂げた男の本懐か、男泣きの雀さん。
鳴りやまない拍手。
思わず、、、もらい泣き。会場内のあちこちで。

ふぅ。
ステキだったよ、雀さん。


6時間歌い続ける歌手も、2時間演じ続ける舞台俳優も、1時間踊り続けるダンサーも。
みんなみんなスゴイけど、この「噺家」なる なりわい。

その表現世界に とにもかくにも 圧倒されるんだ。

まくらで語っていたのはタクシー運転手との問わず語り。今、雀さんが演じられる古典落語は、短いのは15分ぐらいから長いのは1時間15分ぐらいまで、60以上はあるという。

こんな長い噺をまず憶える。それは師匠からの直伝で会得するのか、テープや本や資料映像からなのか、まず憶える。
それから、自分の表現にしていく。

「間(ま)」「表情」「声色」「しぐさ」「パッション」その どれが欠けても あれだけの笑いには結びつかないだろう。

お客さんとの「気」のやりとりで湧き起こる湧き起こす苦笑、失笑、微笑、爆笑、大爆笑。

インプロビゼーション=即興の表現。

落語はジャズだなぁ。(なんでも結びつけるなっちゅう話だが(^^;))


この夜、千秋楽のゲストは春風亭昇太さん。文句なしの大爆笑。彼の創作落語は またなんて現実味を帯びた笑いなんだろ。家族の肖像の悲喜こもごもに笑って やがて泣けてくる。重松清の小説を読んだみたいな気分になる。彼もまた希有な落語家だなぁ。


笑うって なんてステキな行為だろう。
今、泣きたいこともあるけれど。笑って 笑って 歩いていこう。

ありがとう。 おつかれさま。 また次には 違う雀さんを楽しみにしています。

mokomoko43 at 01:07|PermalinkComments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | 芸術

女でいるのが イヤになる SO WHAT !!5

 あなたが女性であるのなら。
表題のように感じる瞬間って どんな時でしょ。

いろんな場面があるけどさ。さしずめ 先週の私はイヤっちゅうほどこう感じたのだ。
それは、美しすぎる対象を観て。です。

ところは新宿のシアター・サンモール。そう、昨年まで「飛行機雲」の公演をおこなっていた劇場。
ここで、9月7〜9日の3日間、とてもゴージャスな公演が行われていたのです。
その名も「SO WHAT」。
「私が生まれてきた理由」〜男とか女とか関係ないジャン〜ってサブタイトルがついているこのエンターテイメントは、新宿という街を舞台に いろんな人々の織りなす人間模様が描かれる演劇とショーのミックスしたステージ。
だってね。
出演者達が個性的なんだ。その演じている半分以上が、ニューハーフやオナベ、それも新宿で現役トップで活躍中の花形達であるという、前代未聞なショーなのよ!
演出は 飛行機雲に深く関わってきてくださった 佐藤ノブユキさん。

いきなりオープニングから美しいおっぱいをもろに見せての これでもかぁ!というほど豪華絢爛なショー。
その極彩色の孔雀のような衣装、電飾キラキラ美しい照明、マドンナにユーロビート、ワクワクするミュージック、ところどころ使われレトロ感を増幅させるジャズの調べ。新宿という街の 新旧の渾然一体となった魅力を表している舞台美術。
そして やっぱり。なんて美しい ニューハーフ達。

猥雑で 賑やかで ゴッタ煮で そしてせつなくて 楽しい。

もう、だれが男で誰が女やら、オカマかオナベかノンケなのか、、、なにがなんだかわからないけど、。立ち居振る舞い、一挙手一投足、自分をいかに美しく見せるかに命をかけている麗人たちが闊歩しているの小気味よさに ブラボーと いちいち万雷の拍手を送りたくなる。
胸の完璧な形もさることながら、ウットリ見とれたのはお尻の美しさ。
皺もしみもたるみもなにも無い。美の神が創りたもうた完璧なフォルムがそこにある。お尻の美容整形ってのも 出来るらしい。
隣りの席の川崎ゆかりと、ただただ羨望の溜息。
いや、内面磨きも大事だが、あらためて外面も磨いていこう!と心に誓い合うのだった。

そして、彼女ら(正確には元・彼らであるところの、、ってどーでもいいんだけど)立ち居振る舞いや言葉遣いに、我々女性よりもず〜っとず〜っと女らしさを感じるのだよ。
主役の一人、アコママを演じていたかた。人間的魅力がステージに滲み出していた。人として。ステキだなと思った。

女らしさが欠けている女性と 女の鏡のような元・男性。

どっちが ほんとの「女」なんだろう。

わからない。

「ねぇ。。女でいるのが イヤになったね。」
どちらともなくつぶやく 敗北感ありありな 女達。


この舞台は 70%ぐらいショーの要素が強いけれど、30%ぐらい、すごくいろんなこと考えさせてくれる。
男でいること。女でいること。人を愛すること。尊敬、敬愛する人間を持つ大事さ。家族や見守ってくれる人がきっとどこかにいてくれるってことの喜び。

『性同一性障害』という判りにくい呼び方で語られる彼女たち彼らは、愛する人の子供を産むことはできないというジレンマを持つという。
そこで、この公演は 世界の子供達への援助を目的ととして、公演の収益金全額をユニセフに寄付するチャリティー公演としたそうだ。

どんだけぇ〜って嬌声を上げながら、その底にある すごくせつないやさしさ。それを感じ、またひとつ もっと人に優しくなろうって決意する とてもステキな夜だったよ。

人として 大切なものを見つけて行こうとも。

ノブさん 後藤さん 舞台を作り上げた全ての みなみなさま。
おつかれさま。 ステキな夢の時間を ありがとう。

mokomoko43 at 01:05|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ! 芸術  |