今週は ただただ芝居に染まります。
いよいよ本番です。

戦後60年の この8月に送る「飛行機雲」
それは 空を切り裂く 真夏のスラッシュ。
あなたの目には どのような白い筋が焼き付いているのでしょうか。

逢ひみての のちの心にくらぶれば 昔はものを 思はざりけり

権中納言敦忠の作ですね。
小倉百人一首の中で一番好きな和歌です。
あなたと逢ってこの恋を知ってしまった今では、逢う前の気持なんて取るに足らない。

ピュア。純愛のイメージですが、この「逢ひみての」がくせ者ね。
ただ会うってことじゃない。合うってこと。そう、合体。ちぎりを結んだということなのよ。と知った時の軽いショック。眩惑。あぁ大人になるって...こういうことなのね。

萌え〜〜〜。と想像を逞しくしてみても、所詮、妄想は妄想。
頭の中にこ〜んな大きな妄想竹を生やしてた中学生の頃を思い出す。

プラトニックからフィジカルに発展したらしたで、なおさら激しく燃ゆる恋心。

恋なんて〜♪なんになるのぉ〜〜♪
お。今度は「恋心」タンゴ風シャンソンがループで廻ってます。
あぁ 身もだえする恋がしたい。。。いかん、いかん、話がおかしくなってきた。


なにが言いたかったかと言うと。
逢ひみての...この一首が 今回の「飛行機雲」のキーワードの一つとして登場します。
さて。どのシーンでしょう?
お楽しみに。


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思い立ったが吉日。
http://www.djdj.co.jp/shibai/hikouki/hikouki2005.html
当日ふらりとでも ぜひ どうぞ。
必ず 来て良かった。と思わせてみせます。