4ヶ月ぶりに旅番組「YAJIKITA on the road」の取材レポーターを担当しました。
この4月から、ご案内役が毎回チェンジし、各局のアナウンサーやアーティストが旅人となってその土地を紹介するというシステムになったのですが、このようにたまに 小川にもお鉢が回って来るようです。

 場所は もう何度目でしょう。夏の風物詩となった日本三大流し踊り祭り「黒石よされ」で有名な青森県黒石市。

毎年、夏の芝居「飛行機雲」本公演の千秋楽、次の朝にアサイチの飛行機に飛び乗って青森へ向かうというのがこの5〜6年の小川の定番になってますが、今年も御多分にもれず、この祭りは 小川さんじゃないと...という有り難いご指名により 久々の登板となったのでした。

今回はバリ島から黒石の呉服屋さんにお婿さんに入られたケトゥトゥさん(バリバリ津軽弁が板についているので、ラジオで聴くと外国の方というのがわからないかも!)がエスコートしてくれて、自転車でツーリングしたり、夜はお定まりの赤い襦袢も目に鮮やかな祭り浴衣に着替えて思いっきり踊ったり。お馴染み「八っちゃん」こと黒石八郎さんも良い味出してます。

また2週目は文学的見地からの旅をいたします。多くの文学者を輩出し、また吉川英治(あの「鳴門秘帖」「宮本武蔵」「太閤記」「新・平家物語」などで有名な歴史小説家ですね)が愛した温泉など黒石。
目から鱗の へぇ〜な場所もいっぱいありました。旅先に 小説、歌集、句集など携えて廻るのも良いもんですなぁ。

オンエアーは早い局では今週末の土曜日、8月27日から始まります。聴けるネット局の方々は 是非チェックしてみてね。

それにしても。この数ヶ月で ご案内役リポーターが旅日記を書くという リポーターに科せられる重責が大きくなったのだなぁ、この番組。
〆切は、、、明後日だ。明日 新潟から帰ってきたら書き始めようっっっっと....

 青森でありがた〜いお寺に文学碑がたくさんある「文学の森」を取材中、宮城県沖で大きな地震があったと 事務所社長からの電話で知りました。ご実家は大丈夫?と心配の声。震度6と聞き驚いて電話をしてみるものの、災害時の常で全く通じず。親戚などを介してやっと連絡が取れ、無事と確認できたのが3〜4時間過ぎてから。随分いろいろなかたにご心配いただきましたが、震度の大きさの割に こけしが数本倒れた程度で実害はほとんど無かったのは幸いでした。大きかったのは縦揺れで、横揺れがほとんど無かったおかげでしょうか。

青森から仙台への移動は 全く動く気配が無いJRをあきらめ、高速バスに切り替えたので全く問題無かったのですが、大変だったのは翌日。午後に2本仕事があるのに、新幹線のダイヤは乱れっぱなしで、2時間で着く東京が4時間半かかりました。2本目の仕事に15分遅刻でギリギリ間に合い、1つ目のはその後にと綱渡りの一日。Uターンラッシュのこの日、へとへとになって帰宅されたかたも多かった事でしょう。
おたがい おつかれさまでしたぁ。

あと数年以内に 宮城県付近に確実に来ると言われているマグニチュード7.5以上の大地震。今回の地震は それではないようで、まだまだ予断を許さない仙台です。老親の事もあり 世に心配の種は尽きまじ....

地震 かみなり 火事 オヤジ
この成句通り、昔も今も変わらぬ恐いものの代名詞。ただし その4番目は 今は老いさらばえて護る対象になっているのが ちょっと哀しい 今日この頃なのでした。