先週 富山で番組のための取材をしました。
その中でも 惣万佳代子さんという女性におこなったインタビューでは、勇気をいっぱい もらいました。
人の幸せとは 生き甲斐とは ほんとの優しさとは そしてあきらめないチャレンジ精神とは...。様々な事を考える 素晴らしい機会を与えていただいた。 感謝です。
先々週、小泉メルマガで掲載されていた「老人ホームと託児所を一緒にして育児を手伝って貰っては?民間で施設を作って 国は 経済的援助をして支援して欲しい」という意見、ふむふむ、良いアイディアだなぁと先々週の番組で紹介させてもらいました。
そうしたら、いみじくも ゲストの花まつ・松村社長がおっしゃった、「それはもう既に富山でやってますよ。富山型と呼ばれて全国的な広がりも見せています」という言葉。知らなかった。自分を恥じました。
それなら早速!と 取材敢行。
そこは施設というより、まるで普通の一軒家。
テーブル囲んだお年寄り達。実の孫のように寄り添う子供達。皆から「こんにちは!」とにっこり笑顔で挨拶もらって あな嬉し恥ずかし♪
日の光が燦々と降り注ぐ開放的な部屋で笑顔で迎えてくださった惣万さんは元・看護婦さん。(看護師と最近は呼びますが)
赤ちゃんからお年寄りまで、障害がある人も無い人も、一緒にケアできるデイケアハウスを 今から13年前につくった その人です。
20年間の看護経験の中で、いくら病院で命を助けても最後はつらい思いをしているお年寄りが多いじゃないか、老人も子供達も障害を持っている人も安心して過ごせる場所を作りたい、そのための家族の負担を少しでも軽くしたいという思いから、富山赤十字病院を退職し、仲間と3人でなけなしの退職金を出し合って、デイケアハウス『このゆびとーまれ』を創設したのです。
ところが。経営は火の車。今でこそ1日平均30人位の利用があって、安定していますが、オープン当初は1日平均1人か2人しか来てくれない。なんとか補助金を出してもらえないかと行政に懇願しても「前例が無いから」の一点張りで最初はNo! はじめの頃は多くの市民からの寄付に支えられたといいます。
でも、そっからの富山県は偉かった!とてもフレキシブルな対応で補助金を出してくれたのです。こうして 高齢者と障害者、そして子どもを一緒にケアする活動は、行政の 柔軟な補助金の出し方と併せて「富山方式」と呼ばれるようになり、今や全国、全世界に広がろうとしています。(めでたし めでたし♪)
聴いていて涙してしまったのは、重度の認知症(いわゆる痴呆症ですね)のおばあちゃんが、泣きやまない赤ちゃんに 自分のおっぱいを与えようとした話。母性は 人を正気に返すのかもしれません。
そうして、もう一つ。思いは山を動かすということ。
この『富山方式』が 小泉構造改革の特区として認められ、平成15年、高齢者や障害者も利用できる「富山型デイサービス推進特区」の認定を受け、さらに平成16年からはショートステイで特区の申請が拡大、全国規模で規制緩和がされるまでになりました。数々の賞が与えられていますが、先日9月5日には 内閣総理大臣賞を受賞されてます。オメデトウ!ぱちぱちぱち〜
すごいよ。彼女達の思いが 活動になり、活動が 特区や制度を作り上げていったこと。それがこの か弱き(いや、そうとう強い!)女性達の手によって始まり 進んでいったこと。
もうもうもう、猛烈に感動です。思いがあれば。そこに行動があれば。動かない山なんて無いんだよ。
勇気りんりん与えてくれた惣万さんの肉声を是非聴いてみてください。
★惣万さんへのインタビューの一部は9/22放送分のフォーミラのインターネット放送で聞くことが出来ます。
http://www.miraiclub.com/houso/houso.html
ブロードバンドなら一括ダウンロードに3分もかかりません。始まって17分30秒のところから約16分間。是非どうぞ♪美しい富山弁で 本当に素敵な語り口 で話してくれてます。彼女と出逢って 私はまた一段と 富山県が好きになっちゃいました。
「このゆびとーまれ」の公式サイト
http://www.geocities.jp/kono_yubi/
「 しゃんはい 」
ひょんな事から 急遽 上海に行くことになりました。
中国の揚子江河口近くにある中国最大の国際都市・上海。
192〜30年代に貿易港として栄え、フランス租界、アメリカ・イギリス・日本の共同租界がつくられ。イギリス風建築が建ち並ぶ外灘(バンド)は、異国情緒豊かで。。。上海バンスキングな世界の老年ジャズバンドも聴けるとか、もうノスタルジックな気分、行く前から浸っております。
その一方、現代における発展ぶりは、東京よりも大都会だとか。昨日大盛況のうちに終えた「愛・地球博」の展示で話題になったリニアモーターカーは もう実用化されてビュンビュン走っているなんて。
レトロと近未来が渾然一体となってる街。なんだか想像を超えた魅力に満ちあふれているようで、ワクワクします。
たったの3泊4日ですが、どんな何かを 感じられるのかしら。帰ってきての報告を どうぞお楽しみに!
その中でも 惣万佳代子さんという女性におこなったインタビューでは、勇気をいっぱい もらいました。
人の幸せとは 生き甲斐とは ほんとの優しさとは そしてあきらめないチャレンジ精神とは...。様々な事を考える 素晴らしい機会を与えていただいた。 感謝です。
先々週、小泉メルマガで掲載されていた「老人ホームと託児所を一緒にして育児を手伝って貰っては?民間で施設を作って 国は 経済的援助をして支援して欲しい」という意見、ふむふむ、良いアイディアだなぁと先々週の番組で紹介させてもらいました。
そうしたら、いみじくも ゲストの花まつ・松村社長がおっしゃった、「それはもう既に富山でやってますよ。富山型と呼ばれて全国的な広がりも見せています」という言葉。知らなかった。自分を恥じました。
それなら早速!と 取材敢行。
そこは施設というより、まるで普通の一軒家。
テーブル囲んだお年寄り達。実の孫のように寄り添う子供達。皆から「こんにちは!」とにっこり笑顔で挨拶もらって あな嬉し恥ずかし♪
日の光が燦々と降り注ぐ開放的な部屋で笑顔で迎えてくださった惣万さんは元・看護婦さん。(看護師と最近は呼びますが)
赤ちゃんからお年寄りまで、障害がある人も無い人も、一緒にケアできるデイケアハウスを 今から13年前につくった その人です。
20年間の看護経験の中で、いくら病院で命を助けても最後はつらい思いをしているお年寄りが多いじゃないか、老人も子供達も障害を持っている人も安心して過ごせる場所を作りたい、そのための家族の負担を少しでも軽くしたいという思いから、富山赤十字病院を退職し、仲間と3人でなけなしの退職金を出し合って、デイケアハウス『このゆびとーまれ』を創設したのです。
ところが。経営は火の車。今でこそ1日平均30人位の利用があって、安定していますが、オープン当初は1日平均1人か2人しか来てくれない。なんとか補助金を出してもらえないかと行政に懇願しても「前例が無いから」の一点張りで最初はNo! はじめの頃は多くの市民からの寄付に支えられたといいます。
でも、そっからの富山県は偉かった!とてもフレキシブルな対応で補助金を出してくれたのです。こうして 高齢者と障害者、そして子どもを一緒にケアする活動は、行政の 柔軟な補助金の出し方と併せて「富山方式」と呼ばれるようになり、今や全国、全世界に広がろうとしています。(めでたし めでたし♪)
聴いていて涙してしまったのは、重度の認知症(いわゆる痴呆症ですね)のおばあちゃんが、泣きやまない赤ちゃんに 自分のおっぱいを与えようとした話。母性は 人を正気に返すのかもしれません。
そうして、もう一つ。思いは山を動かすということ。
この『富山方式』が 小泉構造改革の特区として認められ、平成15年、高齢者や障害者も利用できる「富山型デイサービス推進特区」の認定を受け、さらに平成16年からはショートステイで特区の申請が拡大、全国規模で規制緩和がされるまでになりました。数々の賞が与えられていますが、先日9月5日には 内閣総理大臣賞を受賞されてます。オメデトウ!ぱちぱちぱち〜
すごいよ。彼女達の思いが 活動になり、活動が 特区や制度を作り上げていったこと。それがこの か弱き(いや、そうとう強い!)女性達の手によって始まり 進んでいったこと。
もうもうもう、猛烈に感動です。思いがあれば。そこに行動があれば。動かない山なんて無いんだよ。
勇気りんりん与えてくれた惣万さんの肉声を是非聴いてみてください。
★惣万さんへのインタビューの一部は9/22放送分のフォーミラのインターネット放送で聞くことが出来ます。
http://www.miraiclub.com/houso/houso.html
ブロードバンドなら一括ダウンロードに3分もかかりません。始まって17分30秒のところから約16分間。是非どうぞ♪美しい富山弁で 本当に素敵な語り口 で話してくれてます。彼女と出逢って 私はまた一段と 富山県が好きになっちゃいました。
「このゆびとーまれ」の公式サイト
http://www.geocities.jp/kono_yubi/
「 しゃんはい 」
ひょんな事から 急遽 上海に行くことになりました。
中国の揚子江河口近くにある中国最大の国際都市・上海。
192〜30年代に貿易港として栄え、フランス租界、アメリカ・イギリス・日本の共同租界がつくられ。イギリス風建築が建ち並ぶ外灘(バンド)は、異国情緒豊かで。。。上海バンスキングな世界の老年ジャズバンドも聴けるとか、もうノスタルジックな気分、行く前から浸っております。
その一方、現代における発展ぶりは、東京よりも大都会だとか。昨日大盛況のうちに終えた「愛・地球博」の展示で話題になったリニアモーターカーは もう実用化されてビュンビュン走っているなんて。
レトロと近未来が渾然一体となってる街。なんだか想像を超えた魅力に満ちあふれているようで、ワクワクします。
たったの3泊4日ですが、どんな何かを 感じられるのかしら。帰ってきての報告を どうぞお楽しみに!