福島県滝根町に行ってきました。
全国的趨勢による市町村合併によって116年間続いてきた町の歴史に終止符が打たれ、3月1日から田村市としてスタートすることになったのです。ついては滝根町閉町記念式典に出席せよとのこと。郡山で新幹線を降り立ち、滝根へ向かう車窓から景色を眺めながら色々なことを思い出していました。

 あぶくま洞という鍾乳洞で有名なこの滝根町で、ヒルサイド・アヴェニュー時代 何度も出前アヴェニューの生放送をおこなっています。毎年、様々なアーティストをゲストに迎え、ライブやトークで綴る3時間。なかでも、あぶくま洞に隣接する星の村天文台の名物台長・大野裕明氏の星の話はとても興味深く面白く、全国からの天文に関する質問に楽しく解説しながら答えてくれて大いに盛り上がったものでした。大野台長&小川もこと行くオーロラ観測ツアーなんて企画も 実現まであと一歩だったなぁ。。。
大野さんは、この滝根町閉町をもって天文台長を卒業するそうです。今後は天文ジャーナリスト(素敵な響き♪)として、さらに天文の魅力をあらゆるメディアで伝えていきたいとのこと。ダンディなご尊顔をTV等で拝見する機会も増えることでしょう。

「星と地球(ほし)〜ふたつの宇宙に会える町」そんなキャッチフレーズがまさにぴったり。夢とロマン溢れる自然豊かな町からの全国発信を評価していただいて、小川は「滝根町星の村夢大使」という観光PR大使を拝命しました。
細川ふみえさんや萩尾みどりさんという著名人と並んでの大使の重責、決して果たせていたとは思えませんが、それでも事あるごとに滝根町の名を口にしてきました。
それだけに、閉町に 淋しい気持がこみ上げてきます。
町がなくなる。 とても重大なこと。
町の住民のかたがたこそ、その思いは強いことでしょう。新生・田村市での行政やシステムの変化に不安を覚えてもいると思います。財政力の乏しい町や村同士が合併しても豊かになる道はまだまだ険しい。市町村合併の痛みや抱える問題も見え隠れします。

長い長い式典はゆっくりと進み、町長の挨拶、来賓の言葉、功労者の表彰と続くうち、なんだか自分の住んでいる町のことのように切なさが募ってきました。

そうして立った地元の小学生のメッセージ。町の自然や産物、交通事故死者ゼロ連続5000日達成(!)、何より町の人々の優しさなど町の全てを誇りに思う。この思いを新田村市民になっても持ち続け、もっとたくさんの人と出会い、良い「まち」をつくっていきたいと述べたその言葉にこそ胸打たれ、、、
泣き虫もこさんは思わず涙。
そして町のイメージソング「夢・きらめいて」のコーラスに一緒に口ずさむ頃には号泣してました。
こんなふうに 自分のふるさとを愛し、大事に思っていきたいものだなぁ。

あなたの故郷は 夢・きらめいていますか?


『夢きらめいて』 
    歌/井上あずみ 作詞/北里有紀生 作曲/野澤 孝

1 風の言葉が 聞こえてますか 花の願いが 伝わりますか
  四季を彩る 自然の絵筆 いのちの泉が 湧いてくる
  胸にひとすじ 夢・きらめいて しあわせ 滝根は 美しい
  星とロマンに 逢えるまち

2 山の青さを 見つめてますか 雲の流れを 追いかけますか
  時がいざなう 神秘の世界 ふれ合うぬくもり そこにある
  はずむこころに 夢・きらめいて しあわせ 滝根は素晴らしい
  若い笑顔に逢えるまち

3 星の光を 抱きしめますか 月のしずくを 受けとめますか
  きらめく空に 広がる未来 こころを通わす ひとがいる
  もえるひとみに夢・きらめいて しあわせ 滝根は果てしない
  明日の希望に 逢えるまち
 
あつい想いに 夢・きらめいて
       しあわせ 滝根は いつまでも
              ふたつの宇宙に会えるまち