新潟県中越地区の取材から戻ってきました。
詳しくは「YAJIKITA on the road」をどうぞ、、なのですが。うん、今回ばかりは本当に全国のかたに聴いてほしい。

 中越地震の甚大な被害を受けたである小千谷市は いつ止むともなく雪が降りしきっていました。19年ぶりの豪雪に、町は被災の爪痕も隠すようにすっぽりと重たい雪に覆われています。道路横は、立山の「雪の大谷」の如く雪の壁が立ちはだかり、家々の屋根には放っておけば数メートルの雪。傾いだ家にはあまり
に重い枷です。地震でではなく、雪の重みで押しつぶされた家屋は23棟にも及んでます。新たな雪による倒壊を防止するために市民ボランティアのメンバーが日々活動を続けていました。雪堀隊・スノー・バスターズ出動。今回の取材は、そんな作業に実際参加しながら「ボランティアって?」を考えるとても意義深いものとなりました。

いろんなことを考えたよ。うん、いろいろ考えた。
今回密着させてもらったボランティア組織「中越元気村」そこにはこの連休中、全国から100名を越える若者達がやってきて真剣に取り組んでいました。
番組では 彼らと鼎談しています。「誰のためにどんな思いで?」など、かなり意地悪な質問も投げかけながら、ボランティアの本質を問うていきます。

私の中の「ボランティアって何?」は まだ答えが出ていません。
正解って無いと思うし、これが正しい在り方ってのも無いと思う。
でも、必要とする人がいて、労力を惜しまない人がいる。
そこに喜んでくれる人が居て、人の役にたつ喜び、人と繋がる喜びを覚える。
ちょっと生き方は不器用で とても純粋で 明るくて輝いている目が綺麗な人達。
なんだか 眩しく素敵だったのは紛れもない事実です。

こんなページ。
眺めてみてください。
http://www.gassan.jp/genkimura/index.html


雪が溶けたら 地震と闘う第二章が始まります。
がんばれ にいがた がんばれ自分。