3fe11f6f.JPG 世に尊敬申し上げる人物は多々あれど、心の師の圧倒的存在が さだまさしさん。
だから彼の故郷・長崎県を訪れるときは、いつも、電柱や街角のポストにまで、こんな素敵な人を生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。って挨拶して回りたくなる。

 今回は長崎市内ではなく、島原市への取材でした。長崎空港から島原市へ向かうレンタカーの車中、「おどま島原の〜♪」と島原の子守歌が口を衝いて出ます。お昼に島原名物の具雑煮という具だくさんのお雑煮を食べたあたりまでは、旅のはしゃいだ気分に満ちていた我々ロケ隊でしたが、それが一変するのに時間はかかりませんでした。
まゆやまロードを登っていくと忽然と現れた溶岩ドームの威容。頂上には、まるでフジツボがびっしり取り付いているような山肌がなんとも不気味。それは雲仙普賢岳の噴火時に形成された平成新山だったのです。

 昨年は台風、水害、地震、津波と自然の脅威の前に人間が出来ることを真剣に問うた年でした。

 貴い命をも犠牲にした雲仙普賢岳の噴火から15年。
おりしも訪ねた日は1月17日。阪神淡路大震災からちょうど10年のこの日に、ここ島原であらためて色々な事を目の当たりにしました。自然災害の恐ろしさ、復興へ向けての人々の頑張り、全国からの救援の有り様、そうして元気を取り戻した町並みと人々の笑顔。。。
 2002年7月に島原市にオープンした「雲仙岳災害記念館」をたずねました。
http://www.udmh.or.jp/
ここは雲仙・普賢岳の噴火活動について、あらゆる角度から体験することができる火山体験学習施設。噴火前後の山や、噴火後の町の復興の様子などを、ビデオ映像や写真、さまざまなシミュレーションを通して紹介しています。火山や噴火のメカニズム、防災技術なども幅広く学習できる全国初のミュージアムといことで、修学旅行生が引きも切らずやってきますが、勿論大人が観てこそ興味深い。特に、CGや振動、熱風の吹き出しもあって噴火災害を疑似体験する「平成大噴火シアター」は圧巻です。

雲仙岳災害記念館の愛称は「がまだすドーム」。がまだすとは地元の方言で「頑張る」ということ。いいなぁ。励ますつもりが逆に元気をもらうことってありますよね。
被災された皆さん、がまだすがまだす。

 島原は全国有数の湧き水が豊富に流れる美しい城下町です。武家屋敷が残り、道路の側溝には錦鯉が泳ぎ、再建された島原城の姿も優雅、天草四郎やキリシタンの歴史を探訪できて知的好奇心を満足させてくれる場所。雲仙、島原、小浜と温泉もいっぱい。貴方も 機会を見つけて 訪ねてみてね。

※上の写真 これが「がまだすドーム」で食べられる”溶岩ドームカレー”
地元産の美味しいジャガイモをマッシュポテトにして溶岩に見立ててます。非常に美味♪
700円也
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★今週末は大分に行きます。今度はどんな出逢いが待っているでしょう。