にかほ市のホテルエクセルキクスイでの仕事を終えた翌日。素敵な時間が待っていた。
仕掛け人は 夢とロマンを追い続ける万年青年の渡部さん。
(小川の拙書「ハートに”じゅっ”」第一章〜南極に燃やす男の浪漫はハートに"じゅっ"と灯を点けた(秋田県金浦町)参照あれ♪あ。今や金浦町も にかほ市となってしまいましたね)
もう一泊出来るなら海賊焼きスペシャルバージョンを、、とお声がけ下さった。しかしながら、仙台では老親達が娘の顔を見たがっている。
泣く泣く今回はご遠慮申し上げる旨を告げると、それならば...と昼食に連れていってくれたのが、お隣山形県は酒田にある山里だった。
せまい山道の両側に見えるは 田んぼ、山また山、流れる小川に、空飛ぶカラス。まさに日本昔話の景色。どんどん淋しくなる辺りの気配に、私はどこに拉致されるのやら。。一瞬の不安がつきまとう。
こんな山深くに美味しいお店。なんてあるんだろうか?
ところが、あにはからんや 行く手に忽然と現れたのは昔造りの旧家。
風情豊かな茅葺きの門をくぐれば、本家の土間 たたきの飛び石づたいに進める歩も 自然とスキップ踏みたくなる。ウキウキ♪
そうして通された席は 大きな長四角の囲炉裏を真ん中に囲む なんて心和む空間。
最初の前菜からして 稲穂の配し方も心憎く、へらに塗られたクルミ味噌を炭火で炙って舐めながら 進む竹筒の酒は 甘露の如くさやさやと喉を滑り。そうして串刺しで饗された野趣あふれる地元の冬の味の数々。
ハタハタ、松茸、ヒラタケ、玉こんにゃくに里芋、焼き豆腐、鶏団子に シソに巻かれた弁慶にぎり。その全てを各自手ずから炭火焼きに。
至福の味。おいしい。。しあわせ。。。涙出そう。
渡部さんのアイディアで、試しに輪切りにして出して、、といった某野菜もオマケで登場。焼いてみたら、なんとなんと殊の外美味しい!
もうすぐ この店の新メニューとなるかも♪
さらに。メインディッシュの米沢牛の厚切りが またとんでもない味。
凄い。あぁ こんなに旨い肉は食べたことがない。。。
ほんとに柔らかく 噛みしめるほどに滋味溢れる肉汁が口中に広がり炭の香がまた香ばしく。
美味しかったぁ。。。
さらに仕上げに本場手打ちの新蕎麦と天麩羅、ラ・フランスのデザートまでついて なぁんて素晴らしいコース。
どれも本当に繊細な味で 最高に美味であった。
広間の真ん中にある囲炉裏端には 柿の実と小刀が置いてあり、ご随意にどうぞとある。っこれがまた 甘くて旨い。
海賊焼き、、のはずが 貴族の如く 贅を凝らした炭火焼きとなった。さすが、名代のグルメ渡部さん推奨の店だ。
ここは 大人の隠れ家だよ。
ということなので、敢えて名前は 秘す。
元々 東京銀座の店が先らしい。
でも、自然に囲まれた酒田で食してこその味 風情 醍醐味かも。
酒田に行ったら、秋田県南を旅したら きっと探して訪ねてみてみて。
キーワードは・・・そうだな。大きな松の家。
心身共にリフレッシュして また明日から頑張れるよ。
冬将軍が到来し殊更に冷えた土曜日は 雨が降ったり雲間から日射しがこぼれたり アラレがもの凄い勢いで降ってきたり。
目まぐるしく変わる 空模様。
それに呼応して 感謝感激も雨アラレの小川であった。。
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ちょっとびっくりしたのは 酒田から仙台へ向かうバスがいっぱい出てること。1時間に1本。一日中あるんだな。しかも、JRに比べて早いし格安。2,700円で3時間20分の旅。
(ちなみにJR使うと4時間45分(乗車221分 他64分) 距離:415.6km 運賃:片道 13,270円)
日本海に面した酒田から鶴岡経由で一路、太平洋に面した仙台へ。
雨の車窓を眺めつつ、昼酒にウトウト良い気持で揺られてました。
日本海と太平洋は意外に近い。
互いに違う海の幸を味わいに、東北横断ドライブもまた楽しからずや♪






