2005年12月12日

映画「男たちの大和」3

 今年3月、広島県尾道市のロケ現場を取材した時から、公開の時を今か今かと待っていました。

ついに今週末12月17日全国東映系にて一斉ロードショー公開です。

先週、TFMホールでおこなわれた試写会に行ってきました。
幾度も涙をこぼしました。
そして、毎年夏に取り組んでいる平和祈念劇「飛行機雲」と同一線上にある反戦・平和の 大きな大きなメッセージを 強く感じました。

 60年前。何のために、何を守るため 自分の命をかけ死んでいったのか。
日本という国の未来を信じて逝った若者達の姿に、胸がぎゅーっと締めつけられるのです。
特に、戦闘シーンの生々しい描写は壮絶です。

ストーリー展開や一つ一つのエピソードの積み重ねかた、描きかたに少し不満が残りました。また、ちょっと過剰な演技も目立ちました。
そんな出演陣の中にあって、今まであまり評価をしていなかった役者、長嶋一茂の抑えた演技が ふと光って感じられました。
彼の演じる臼淵大尉が甲板上で若い兵士達にほどこす「死ニ方用意」の講義。沁みました。。。
子を送り出す母を演じる、白石加代子、高畑淳子、余貴美子 素晴らしい。
特別少年兵・神尾の幼なじみ・妙子を演じる蒼井優の愛くるしい笑顔も胸に迫ります。

脚本・構成・音楽の使い方・狂言廻し役の現代を演じる女優の拙さ、、もうちょっとガンバレな点もいろいろあったけど、今年の一字「愛」を 様々な「愛」を感じさせ、気付かせ あらためて大切にしようと思わせてくれるこの映画。
戦後60年の2005年。今年の締めくくりに観ておくことは とても意義深いと思われます。

憎しみの連鎖はどこかで断ち切って、愛し慈しむサークルに変えていきたい。。。ですよね。
    過去の彼らから今の私達にバトンは渡されているのだから。



mokomoko43 at 16:02 │Comments(2)TrackBack(1)この記事をクリップ! 映画 

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1. 大和ミュージアム  [ 焼酎と日本酒とジャズ ]   2006年01月13日 23:54
今日はバスツアーで尾道にある映画男たちの大和ロケセットと呉の大和ミュージアムに行った。 まず「男たちの大和」ロケ地では実際の戦艦大和全長263mのうち、190mが実物大で再現されている。 映画は12月17日から東映系で上映予定。 圭ちゃん食堂はロケ中にキャストとス....

この記事へのコメント

1. Posted by ケイ(カエル顔のケイ)    2005年12月13日 22:30
試写会を拝見して
何度か嘔吐しそうになりました。。
何でなんでしょうか?今までに映画をみて感じた事のない感情でした

時間が経つにつれて俳優さんの演技を忘れ
ストーリや時代の背景だけが印象に残っています

映画の中で一緒に船に乗っていた15才の少年が感じたように、現実の15才以上の若者がこの映画をみて どう感じるのか興味があるところです(勧めるには少々戦闘シーンはハードすぎるかもしれないとも思いますが。。)

同級生のおじいちゃんが大和で命を落とした人でした・・
私の友人の母親は誇らしげに話をしてくれました
私は複雑な思いでした・・


2. Posted by Rukko    2005年12月13日 23:17
そうなんだ。もこさんの感想を読んで、複雑な気持ちです。
とにかく17日の初日に見にいってみるつもりです。どんなことを感じれるのか不安ですが、夏に「飛行機雲」を拝見してからとても戦争のことを考えるようになりました。
怖いですが、頑張って見てきますね。

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