007e393e.jpg か、からーい... !!! でも... お・い・ひ・い。
そう。辛いものは 往々にしてクセになる味。何度でも食べたくなる味なんだよな。加えて、アミューズメント的楽しさが加わったなら?!

 毎週木曜日。フォーミラの生放送を送り出すため、渋谷の某スタジオへ車で向かう私。お腹空いたぁって時には、コンビニでおにぎりを買うか、時間に余裕が有れば、ラーメン屋で ラーメンなんぞ 食べてたものだった。

2007年1月25日、駐車場からスタジオへ約3分の道すがら、開店祝いの花輪がいっぱい出ている店に遭遇。
おや、なんだかオシャレなラーメン屋さん(?)がオープンしたみたいだ。

看板には「七宝麻辣湯」の文字。
はぁっっ?(摩邪ふうに) なんて読むんだぁ?
ガラス張りの店内に目をこらすと、片手にザル、片手にトングを持った客が、具材が積まれた保冷ケースを前に 迷い顔しているのが見える。積んであるのは野菜?肉?いろんな具???

 何 してるんだ? 自分で チョイスするのか?

あいにく、この日は生放送までギリギリの時間だったので、素通りしたが、これぞ 日本に初めて出来た上海で人気の味、スープ春雨の店だったのである。

七宝麻辣湯=チーパオ・マーラータンって読みます。
自分で選んだ具を入れて食する「麻辣」=辛い、「湯」=スープの店。

そう言えば、上海に行ったとき、下町の街角で、湯気を上げた鍋からよそって出してくれる屋台が いっぱい あったっけ。
廉価な大衆の味。食べてみたかったのに叶わなかったアレですよアレ。
いったい、どんな味なんだろ?

 ワクワク♪

 次の木曜日。少し早めに渋谷に到着、早速、店内へ。
ほぼ満席。入口脇に席を確保し、具材が並ぶ冷蔵ケースの前へ行くと。
お店の若き店員さんが とても丁寧に 流儀を説明してくれます。

基本料金は650円。白湯スープに春雨をフィックスに、トッピング具材を 数十種類の中から 自由に3品 選ぶことが出来るのだ。
さらに追加したかったら、一品につき100円。

野菜、肉、魚介類…束ねたり、串に刺した具材が いろいろ並んでる。
ニラ、白菜、青梗菜、小松菜、椎茸、エノキ、エリンギ、京菜、もやし、ホウレン草、香菜、豚肉薄切り、水餃子、トック(餅)、フータマ(中国の麩みたいなもん)、岩のり、帆立、海老 etc...
こんなにあったら、そりゃ迷うわさー。
本場上海で人気具材ベスト3!とか、当店スタッフのイチオシ具材!
とか、ボードにカラフルに掲げてあるのは有り難い。

で、これを選び終わると、「辛さは?」と笑顔で聞かれるので、0〜5の6段階の中から辛さを指定。
辛いの苦手な人は全く辛味の無い白湯の0,初めての人はピリ辛の1,オススメは中辛の2,やみつきの辛さ3倍は大辛の3,思わず口から火をふく激辛の4.1度はチャレンジしたい極辛の5.
ど、どれを行けばいいんだぁ〜???

悩んだ末に「オススメの 2.をお願いします... 」
ちっちゃな声で言ってみた。待つこと楽し3分間。やってきたのは、お盆に乗った丼。淵が紅く染まっている見るからに辛そうなスープ。
上に注文した具材が乗っている。あれ?春雨は?と箸で探ると、緑色の半透明な?が。あ。緑豆春雨なんだね。

ひとくち。スープを レンゲですくって飲んでみる。
あら♪美味しい。と思った次の瞬間。。。ぐはぐはぐはっっ!
むせた。
辛さでむせた。しばらく、咳が止まらない。鼻水も ツツツーっと落ちてくる。
あぁ。レベル2でコレなの?3,4,5はどうなるのよぉ〜?!

汗かきベソかき食べ進むが、辛さの中に奥深いスープの味がど〜にもこ〜にも旨くて。山椒が効いているんだな。卓上には刻みニンニク、
山椒(しびれます)と黒酢(さっぱり)なんて、さらに好きに加えられる香辛料が並んでいる。『麻辣湯には生ビールが抜群の相性!』と書かれたポップの文字にすっごくそそられるが いかんいかん!これから仕事だ。
気が付けば、毎週、フォーミラ生放送の前に 必ず食している私。
だって。美味しいんだもーん。

ちなみに、今まで選んだトッピングは
1回目:フータマ、水餃子、水菜
2回目:フータマ、白菜、豚肉薄切り
3回目:フータマ、ホウレン草、豚肉薄切り、ビーフン
(100円追加で4品チョイス)今のところ、この3回目チョイスがベスト!)フータマの 汁を吸ってドロンとした感じが はずせない味となってます。
そう。日々進化する具材、最近は極細ビーフンやら韓国風餅のトックやら新顔が増えているのだ。選び方次第で、毎回違った味を自分でプロデュースすることが出来るという、なんて心躍る楽しさ。
「今日はどんな組み合わせにしようかなぁ..」なんて ついつい何度でも 行ってしまうんだよね。

春雨は ちょっと頼りなくて、ヘルシーでダイエットにもイイとは言うものの、お腹に溜まらなくて物足りないよ... という御仁に加え、せっかく美味なスープをご飯と共に食べてみたいという声も多く、近く白飯をメニューに乗せる予定だと言う。辛さで痺れた舌を白いご飯で休ませ、後半はスープに投入してお雑炊ふうに食すのも また楽しいだろうなぁ。

こうして大衆に支持される味は 大衆の好みで日々進化していくのだ。

小川の願望を言わせてもらうなら、もこにゃんラーメンのような細麺中華麺も 選択肢の一つに加えてほしいな♪

上海の人気メニュー、今のところ日本で食べられるのは渋谷のココだけです。クセになる味、ぜひどうぞ。

「七宝麻辣湯」
東京都渋谷区桜丘町15-18北沢ビル1階
03-3780-0066
営業時間11:30〜15:00、17:00〜23:00