またまた「扉」からのエピソードです。

そのメールが寄せられたのは先週、10月26日深夜の放送でのことでした。

とある地域の 20代の男性から。

「つきあって13年になる彼女がいます。
小、中、高、大とずっと同じ学校で、小中高ではクラスも一緒。
このあいだ、コンビニでゼクシーを読んでる彼女を見て、密かに貯めてた貯金で指輪を買った俺。
明日の彼女の誕生日、絶対プロポーズします。
全国の皆さん 応援たのみます。
来週 報告メールいれます」

読ませてもらったのは、午前3時過ぎ。
翌日の仕事があるかたは、一人、また一人と眠りにつく頃。
それでも、瞬時に メールやツイッターで
「がんばれ!」「応援してるぞ〜」と たくさんのメッセージが届きました。
でも、出したご本人は、ひょっとしたら もう寝てるかも。
翌週、ほんとに報告が来るんかいな。。
と疑心暗鬼ながらも、ワクワクしながら 待ってました。

そしたらなんと!
来たんですよ♪

しかも、メールが送信された時刻を見ると、11月2日の夜8時過ぎ。
番組開始の5時間も前。
一刻も早く報告したい!という気持ちが ひしひしと伝わってくるじゃぁ、あ〜りませんか。

結果は。


プロポーズ、無事 OK をもらった と。
その日の自身の心理描写から その瞬間の彼女の様子の克明な描写まで。

胸うたれる内容でした。

良かったねぇ。。。

そうしたら。
ツイッターが もうパンクするんじゃないかと思うほど、
全国から届いた「おめでとう」メッセージ。
メールもいっぱい。

なんだかなぁ。。。
感動しちゃったんだよなぁ。

この夜のテーマは 秋の夜長「一人を楽しむ」「独りで楽しむ」
にしていたんだけど、おおよそ真逆な展開に。

でもね。
独りで聴いてることが多い、夜中のラジオ。
こんなふうに、一人だけど一人じゃない。
同じ音楽やメッセージに 同時に心揺らしている人たちが
全国にいっぱいいる。

そんな一人一人を 電波が ラジオが 繋いでる。

なんと幸せな仕事に携わらせていただいているのでしょう。

アシスタント・ディレクター、22歳になったばかりのレミちゃんが、
メールの束をスタジオに運んで来ながら
「なんだか電車男みたいで、みんな あったかくって。
ラジオっていいですね。」
って言った言葉が そのまんま でした。

一人だと思っても。

きっと 誰かと つながっているんだね。

そういえば。
ふと思い出した歌がありました。

敬愛する さとう宗幸さんが、昔 コンサートで必ず歌ってくれていた
シャンソン。

ジョルジュ・ムスタキの
「私の孤独」「マ・ソリチュード」

♪ もう、もう私は独りじゃない 孤独と一緒だから ♪


孤独には意味があるんだと。
孤独を知れば 人とつながる喜びも また知ることができる。

宗さんが日本語で歌ってくれていた その歌詞が 妙に心に響いてくる 秋の夜でした。