「十年を ひとむかしというならば、この物語の発端は
いまから ふたむかし半も前のことになる。」

さて、この書き出しで始まる 昭和を代表する名作小説は何でしょう?

昨夜は、まさに ふたむかし半 前の友人たちが集まりました。
今の事務所サンディに移る前、
私が東京で放送の仕事を始めた時に所属していたナレーター事務所の同期のメンバーが揃ったのです。

事務所には養成コースがあって、1989年頃 同じ机を並べて学んだ仲間たち。
ひと呼んで「九期の会」
七期、八期のメンバーも重なっていたりはしますが、半年は苦楽を共ににしたこの仲間は
それぞれが別の道を歩むようになっても、しばらくは、二ヶ月に一度ぐらいは集まって
呑んだり食べたり、ワイワイと気の置けない関係で。

でも、二ヶ月に一度が、半年に一度になり、年に一度となり
最後に集まったのが、私がギャラクシーの賞をいただいた御祝の時だったから、
もう、15年前になるのか。

楽しかったな。当時も。昨日の夜も。

今は、
日本のナレーター界のトップで活躍するひと、
婚礼司会のトップとなっているひと、
ナレーションや番組を持って続けているひと、
実家のある地方へ戻って、子育てに奮闘しつつがんばってるひと、
意外に堅実な仕事の中で、やっぱり喋る分野で活躍してるひと、
親の介護に 一所懸命とりくんでるひと。。。


久しぶりに会った彼らの容姿は、ほんとに驚くほど変わっていなくて。
(一部、激変した男子も居たけど (^_^;) )
でも、話をいろいろ聴いてると、あぁ、四半世紀の歳月は
確かに流れているのだなぁと実感。

嬉しくもあり 寂しくもあり。

ただ、違和感なく語り合い笑いあえた仲間たちと
次は、泊まりがけで温泉でも♪なんて話し、再会を誓ってわかれたのでした。



砂山の砂に腹這い 初恋の 痛みを遠く おもひ出ずる日
                         by 啄木

九期ミニ