2012年3月10日と11日。

二日間にわたって、社団法人「みやぎびっきの会」の一員として、ふるさと宮城県に行きました。
そこでのことは、TwitterとFacebookでご報告してまいりました。

が、そちらをご覧にならない方も多くいらっしゃるので、
写真と共に、ブログでも報告させてもらいます。

3月10日、この日は、宮城県におけるTBS系のテレビ局 東北放送(TBC)の震災特番に生出演しました。
朝5時に起きて、8時台の新幹線で仙台へ向かい、
そこからマイクロバスに乗り換えて 石巻市北上地区にある石巻市役所北上総合支所『にっこりサンパーク』に到着。
ここは、総合運動場でしたが、震災時にはご遺体の収容所となり、グラウンドには、現在、大津波で家を失った方々の仮設住宅が建ち並んでいます。
仮設住宅
鈍色の空の下、ずっと続くモノトーンの仮設の住まい。
不自由な生活を強いられている被災者の皆様のご苦労を思うと胸が痛みます。

午後3時からスタートした特別番組のオープニングは、東北放送の石川太郎アナウンサーが、この仮設住宅を紹介しながらの映像になっていたかと思います。

びっきの会について説明冒頭にびっきメンバー(今回の参加は、小柴大造、山寺宏一、遊佐未森、かの香織、小川もこ の5名)が、石巻少年少女合唱隊の子供たちと一緒にご挨拶。
その後、震災時やその後の復興へ向けての現地映像や、関係者の証言を元に、特番の生放送が続いていきます。


TBC本番前
控え室での待ち時間中に、びっきメンバーで。
喪服ではありませんが、黒っぽい服装です。



番組終盤、いよいよ、「虹をかけよう」の歌唱へ。

びっきの会について説明最初に、小川と山寺くんが、「みやぎびっきの会」設立の経緯や
これまでの活動内容を報告。
「虹を架けよう」を作詞・作曲・編曲した小柴大造さんへのインタビューの後は、

子どもへインタビュー自宅が津波で流された合唱隊の二名にマイクが向けられました。

小学生ながら、全国から寄せていただいた支援への感謝と、
これからの復興を誓う言葉に、思わず じぃぃぃん。


虹を架けよう歌唱いよいよ「虹を架けよう」を皆で一緒に歌います。

少年少女合唱隊という名前ですが、随分前から女子だけの合唱隊なんだとか。
小学生と中学生の子供たちが清らかな声で歌ってくれています。
彼女達は、MISIAのレコーディングにも参加した強者なのだ♪

生放送中山ちゃんのソロの部分は、必ず被災地の映像がインサートされてしまい、
もったいない(^_^;)。。。でも、きっと思いは届いたのでしょう。
終えたあと、Twitterや、メールで「感動した」のメッセージが
次々寄せられました。



生放送終了後

番組生放送終了後に、みんなで記念撮影。

ホッとした笑顔です。


差し入れのお稲荷合唱隊の父兄のかたが 差し入れしてくださった お稲荷さん。
母の愛がギュッと詰まった美味しさ。

私事ながら、病院に入院している認知症の母が  父と一緒にベッドで
番組を観てくれていたようで、
「母さんは分かったようでニコニコ顔だった。」と父からのメールに
鼻の奥がつぅーんとなった私でした。



生放送の中継地となった ここ、北上地区は、新北上川沿いにあり、児童108名のうち70名が犠牲となった大川小学校が対岸にあります。
震災以降も、なかなか支援の手が行き届いていないようで、辛い思いをしている被災者の方々が多くいらっしゃいます。

この日は、小雨の降りそぼる あいにくの天気だったこともありますが、
あたり一体は、灰色の印象。



この夜、東北福祉大の鈴木玲子教授と食事を共にしました。

先日のドリームチェーンコンサートのアンコールの時に、
100名の子供たちやボランティアスタッフに振り付けのダンスを指導、ご参加くださった
鈴木玲子先生から、心に突き刺さるお話を たくさん聴かせてもらいました。

鈴木先生は、被災地をくまなく廻って、狭い避難所での生活でエコノミー症候群などが起きている被災者の方々のために、運動や体操のケアを続けていらっしゃいます。

南三陸町に行ったとき、何でも書きたいことを5つ書いてみて。と付箋を渡したら、

「色のついてる町に行きたい。」

という言葉があったと。

被災地を訪れたかたは、思い当たるはずです。
家が樹木が ありとあらゆるものが 津波によって根こそぎ奪われた そこは
ほんとうに色がなくなっているのです。

仮設住宅の外壁も上の写真にあるようにモノトーン。
なら、明るい色を使った絵を描いてみよう!と思い立ったものの、
行政からストップがかかった場所がほとんどで、歯がゆい思いをされているようです。

震災の後に、震災の影響で亡くなられたかたは600名を超えるそうです。
自らの命を絶つかたも。
今、私達にできることは何なのか。。。

現状を忘れる時間が必要だ。と鈴木先生。
体操教室も、無心になる時間に意味があるんだとか。
笑って泣く。また笑う。

楽しく歌ったり、笑ったりすることこそが大事なんですよ。と。
震災後、様々な復興支援ソングが作られていますが、
せつせつと歌うバラードもよいけれど、今、必要なのは聴いて歌って元気になれる音楽。
そういった意味でも、「虹を架けよう」は本当に良い曲だと 鈴木先生から お褒めの言葉をいただき、
照れる大造さんや びっきのメンバーたち。

さらには、楽しみに待つ「予定」が明日への希望に繋がると。

山寺宏一くんは、毎日テレビやラジオのレギュラーを抱えながら、震災後、避難所や、自衛隊への激励など、被災地へ30回も 足を運んでいます。
その行動力と篤い思いに、頭が下がります。
彼曰く、「また来るからねぇ〜。元気でいるんだよ〜」と言いながら、一箇所でも多く、行ったことのないところへ、、と選んで行っていたので、二度目に訪れたところが まだない。今度は二度目の訪問に行かなくちゃ。と、またまたスゴイ言葉。
ちょっと無理が続いて、この冬6回も風邪を引いてる山ちゃん。身体を大事にね、、、。


「くつろげて、コーヒー呑めて、肉が食べられるところが欲しい」

という言葉も 渡した付箋に書かれていたとか。

マックやスタバが 一時的にでも、被災地にいっぱい出来たらいいのにね。
復興のシンボルとなるような「復興マック」がつくれたら。
そのために、
全国のハンバーガー店で「復興バーガー」を売って、その売上で出店できたらいいよねぇ
と、食事をしながら びっきメンバーと、鈴木先生の話は、どんどん被災地復興のアイディアで満ちていく、せつないながら よおし!自分たちに出来ることを!と思いを新たにする夜でした。

さぁ、翌日、3月11日は いよいよ 震災から丸一年。。。