本日、入場1千万人を突破した「愛・地球博」。先週末、二度目の取材をする機会を得ました。あいにく雨模様の天気でしたが客足は衰えず、一番人気の日立館などは220分待ちの表示。人気の企業パビリオンはどこも長蛇の列。とは言うものの、比較的スムーズな流れなのは、スタッフも相当慣れてきているし、予約システムを賢く活用するなどお客さんも心積もりが出来ているためでしょうね。夜間入場は半額、、など嬉しいシステムも出来、プレス公開の時に感じたものとは違った好印象を、会場のそこここで持ちました。
万博です。大阪から35年ぶりという滅多にない国際イベント、是非、一人でも多くのかたに体験してほしいなぁと思うのです。
面白かったのは、某外国パビリオンで働く日本人アテンダントに聴いたお話。
全世界から様々な人が参加している万博。そこで働く人々の間で いきおい、国境を越えての恋の花が咲くことも多々あるようで。最近は、各国パビリオンで 閉園後、親善パーティーも開かれ国際交流ますます盛
んな中、次々にカップルが誕生しているとか。そんなひと組、とあるラブラブ気分の高まったカップルが、二人きりの時間を過ごそうと普段は開かずの間であるVIPルームのドアを開けると...! そこには別のカップルが超アツアツ場面を展開中だった...とまぁ、恋に国境はございませんわな。閉会後には、国際結婚カップルも多数誕生しそうな勢いなんですって。羨ましがってる貴方、今からでも遅くない!さぁ万博で働こう♪
おおむね好感度アップの今回でしたが失望させられたことも。そう、プレス公開時、感激した!と、もこまぐでも報告しましたグローバルハウス内『スーパーハイビジョンシアター』です。
NHKが開発した一画面あたりの情報量がハイビジョンの16倍という世界初の超高精細映像システム! これが600インチの大型スクリーンに映し出され、息を呑む感動なのですが...この7月から上映内容がチェンジしたということで、更なる期待を持って臨んだのに、ちょっとがっかりでした。
画面は当然、スーパー綺麗。でも前の映像で展開されていた、祭りや、一面のヒマワリといった地球上の生命体から感じる躍動感...つまり「生きる喜び」といったものが新バージョンでは感じられないのです。ただ森や山や路傍の石仏を映す。それはそれで良いんだけどね...。夏川りみさんの歌に乗せて、手話をしながら見せていた子供達の活き活き表情も無い。
NHKに断固抗議申し上げたい!
前のほうが良かった。元に戻して下さいぃぃ〜!
さて、訪れた先週金曜日はセンターゾーン愛・地球広場にて嘉門達夫さんのトワイライトコンサート3days の2日目にあたる日でした。
これも楽しみにしていたのに時々本降りとなる無情の雨。この日の昼のイベントは石井竜也総合プロデュースで人気のパレード&ショー「精霊たちの森林舞踏会」はじめ、各国の芸能イベント等も、のきなみ中止。
天気の良い日ならこの広場、青い芝生の上で家族連れなど思い思いにステージを楽しめるキモチの良いスペースなのに。前日の嘉門さんライブは5千人の聴衆で埋まっていたそうですが、今は100人ほどがぽつぽつと、屋根付きスペース下や、最前列に傘と合羽で雨をしのぎながら陣取って待っています。このコンサートも中止となってしまうのかしらん...と不安なファンの方々と共に、空とにらめっこしながら 午後7時の開演を待ちました。
すると、開演予定の30分前、いきなりステージバックのオーロラビジョンに大写しになったサングラスの男性。わぁ〜い嘉門さんの登場だ♪あれ?手にはギターじゃなく、傘を持ってる...?! なぜ?
登場するなり、嘉門さんの口から出た言葉は「雨のため今日のコンサートは中止ですぅ」
えぇっっ?!そんなぁ、、、悲鳴のような落胆の声が 待っていた皆の口から漏れます。
「でも、せっかく雨の中、待っていてくれた皆に悪いから、とりあえず登場しましたぁ。こんな上にいるのもなんだから、、」と、なんと彼はステージを降りて最前列の芝生のほうへ向かってくるではありませんか。
喜ぶまいことか、屋根のある場所からもみんな走り出てきて、ステージ前はたちまち黒山の人だかり。車椅子の女性の姿も見えます。触れんばかりの嘉門さんとの接近に驚いたり喜んだり、「えぇ〜、携帯で写真を
撮ってる人〜、」(あ。写真撮影は禁止って言われるのよね、きっと)
「どんどん撮ってもえぇよぉ〜」とユーモアたっぷりに嘉門さん。もう全員が至近距離からデジカメや携帯でパチパチ。後で聴いた話では、スタッフが「ギターや機材も濡れては使えませんし、中止にしましょう」
と言ったとき、待ってくれてる人がいるなら、カラオケの歌だけでも歌う、、と言ったのだとか。そうして替え歌メドレーと、もっと聴きたい〜の声に応えて『明るい未来』を歌ってくれたのでした。
この曲は ちょうど大阪万博の頃の日本の微笑ましい家族風景を ほのぼのと歌っている佳曲です。近未来の鉄腕アトムに登場するような大阪万博のパビリオンや展示物を観て、1970年当時小学生だった万博少年・嘉門さんはじめ、皆 こんな未来が来るって思っていたよなぁ。
♪明るい未来を信じてた 豊かな時代を目指してた
希望があふれてた
すべてがキラキラ光ってた 平和が続くと思ってた
あの日に帰りたい♪
と歌うこの曲、実は懐古趣味でもなんでもなく、今の私達が忘れそうになってる大事なものを根底に秘めてます。高度経済成長期の日本が元気だった時代に 皆が夢見ていた明るい未来。いざその未来となった今、あの頃思い描いていた「明るい未来」をほんとに生きているんだろうか・・。
もいっかい、大事なものを探してみようという強いメッセージが感じられる『明るい未来』は私が一番好きな歌でもあります。歌詞を噛みしめながら聴いていると、おっといけない、目頭に熱いものが溢れてきました。
傘で防ぎきれない雨で黒いジャケットの肩を濡らしながら熱唱している嘉門さんの姿が、目の前のオーロラビジョンでは大写しになってます。
今、そこにある大切なもの。そばにいる人に対する優しさ、思いやり。嘉門さんの行動から歌から、彼の思いが 雨に濡れそぼって会場内で聴いている私達に びんびん伝わってくるのです。
たった2曲だったけれど、歌い上げた彼が「そんなわけで今日のコンサートは中止ですぅ♪」と去っていくとき、「ありがとうー!!」と大きなかけ声が 会場の中から湧き起こりました。
届けた。届いた。そんなキモチのやりとりを目の当たりにしたようで、私はまた 猛烈に感動してました。
あの日、あの場所で彼を見つめ聴いていた皆の胸に宿った "心" の本質。
放送やイベントや 色々なシーンでお客様と対峙する仕事でもある私。
あらためて嘉門達夫さんにかけがえのないものを教えてもらった この雨の中の「中止宣言でもちょっとだけよコンサート」は どんな大観衆と共に聴いたベストコンディションのライブよりも心に残るものでした。
会期間中、いろいろな感動のやりとりが この愛知の長久手の地には これからも繰り返されていくことでしょう。そうして。愛・地球博 歩いてみると きっと。
きょうこの日から ほんとの明るい未来をつくるのは
自分自身だってこと 気付かされるかもね。
万博です。大阪から35年ぶりという滅多にない国際イベント、是非、一人でも多くのかたに体験してほしいなぁと思うのです。
面白かったのは、某外国パビリオンで働く日本人アテンダントに聴いたお話。
全世界から様々な人が参加している万博。そこで働く人々の間で いきおい、国境を越えての恋の花が咲くことも多々あるようで。最近は、各国パビリオンで 閉園後、親善パーティーも開かれ国際交流ますます盛
んな中、次々にカップルが誕生しているとか。そんなひと組、とあるラブラブ気分の高まったカップルが、二人きりの時間を過ごそうと普段は開かずの間であるVIPルームのドアを開けると...! そこには別のカップルが超アツアツ場面を展開中だった...とまぁ、恋に国境はございませんわな。閉会後には、国際結婚カップルも多数誕生しそうな勢いなんですって。羨ましがってる貴方、今からでも遅くない!さぁ万博で働こう♪
おおむね好感度アップの今回でしたが失望させられたことも。そう、プレス公開時、感激した!と、もこまぐでも報告しましたグローバルハウス内『スーパーハイビジョンシアター』です。
NHKが開発した一画面あたりの情報量がハイビジョンの16倍という世界初の超高精細映像システム! これが600インチの大型スクリーンに映し出され、息を呑む感動なのですが...この7月から上映内容がチェンジしたということで、更なる期待を持って臨んだのに、ちょっとがっかりでした。
画面は当然、スーパー綺麗。でも前の映像で展開されていた、祭りや、一面のヒマワリといった地球上の生命体から感じる躍動感...つまり「生きる喜び」といったものが新バージョンでは感じられないのです。ただ森や山や路傍の石仏を映す。それはそれで良いんだけどね...。夏川りみさんの歌に乗せて、手話をしながら見せていた子供達の活き活き表情も無い。
NHKに断固抗議申し上げたい!
前のほうが良かった。元に戻して下さいぃぃ〜!
さて、訪れた先週金曜日はセンターゾーン愛・地球広場にて嘉門達夫さんのトワイライトコンサート3days の2日目にあたる日でした。
これも楽しみにしていたのに時々本降りとなる無情の雨。この日の昼のイベントは石井竜也総合プロデュースで人気のパレード&ショー「精霊たちの森林舞踏会」はじめ、各国の芸能イベント等も、のきなみ中止。
天気の良い日ならこの広場、青い芝生の上で家族連れなど思い思いにステージを楽しめるキモチの良いスペースなのに。前日の嘉門さんライブは5千人の聴衆で埋まっていたそうですが、今は100人ほどがぽつぽつと、屋根付きスペース下や、最前列に傘と合羽で雨をしのぎながら陣取って待っています。このコンサートも中止となってしまうのかしらん...と不安なファンの方々と共に、空とにらめっこしながら 午後7時の開演を待ちました。
すると、開演予定の30分前、いきなりステージバックのオーロラビジョンに大写しになったサングラスの男性。わぁ〜い嘉門さんの登場だ♪あれ?手にはギターじゃなく、傘を持ってる...?! なぜ?
登場するなり、嘉門さんの口から出た言葉は「雨のため今日のコンサートは中止ですぅ」
えぇっっ?!そんなぁ、、、悲鳴のような落胆の声が 待っていた皆の口から漏れます。
「でも、せっかく雨の中、待っていてくれた皆に悪いから、とりあえず登場しましたぁ。こんな上にいるのもなんだから、、」と、なんと彼はステージを降りて最前列の芝生のほうへ向かってくるではありませんか。
喜ぶまいことか、屋根のある場所からもみんな走り出てきて、ステージ前はたちまち黒山の人だかり。車椅子の女性の姿も見えます。触れんばかりの嘉門さんとの接近に驚いたり喜んだり、「えぇ〜、携帯で写真を
撮ってる人〜、」(あ。写真撮影は禁止って言われるのよね、きっと)
「どんどん撮ってもえぇよぉ〜」とユーモアたっぷりに嘉門さん。もう全員が至近距離からデジカメや携帯でパチパチ。後で聴いた話では、スタッフが「ギターや機材も濡れては使えませんし、中止にしましょう」
と言ったとき、待ってくれてる人がいるなら、カラオケの歌だけでも歌う、、と言ったのだとか。そうして替え歌メドレーと、もっと聴きたい〜の声に応えて『明るい未来』を歌ってくれたのでした。
この曲は ちょうど大阪万博の頃の日本の微笑ましい家族風景を ほのぼのと歌っている佳曲です。近未来の鉄腕アトムに登場するような大阪万博のパビリオンや展示物を観て、1970年当時小学生だった万博少年・嘉門さんはじめ、皆 こんな未来が来るって思っていたよなぁ。
♪明るい未来を信じてた 豊かな時代を目指してた
希望があふれてた
すべてがキラキラ光ってた 平和が続くと思ってた
あの日に帰りたい♪
と歌うこの曲、実は懐古趣味でもなんでもなく、今の私達が忘れそうになってる大事なものを根底に秘めてます。高度経済成長期の日本が元気だった時代に 皆が夢見ていた明るい未来。いざその未来となった今、あの頃思い描いていた「明るい未来」をほんとに生きているんだろうか・・。
もいっかい、大事なものを探してみようという強いメッセージが感じられる『明るい未来』は私が一番好きな歌でもあります。歌詞を噛みしめながら聴いていると、おっといけない、目頭に熱いものが溢れてきました。
傘で防ぎきれない雨で黒いジャケットの肩を濡らしながら熱唱している嘉門さんの姿が、目の前のオーロラビジョンでは大写しになってます。
今、そこにある大切なもの。そばにいる人に対する優しさ、思いやり。嘉門さんの行動から歌から、彼の思いが 雨に濡れそぼって会場内で聴いている私達に びんびん伝わってくるのです。
たった2曲だったけれど、歌い上げた彼が「そんなわけで今日のコンサートは中止ですぅ♪」と去っていくとき、「ありがとうー!!」と大きなかけ声が 会場の中から湧き起こりました。
届けた。届いた。そんなキモチのやりとりを目の当たりにしたようで、私はまた 猛烈に感動してました。
あの日、あの場所で彼を見つめ聴いていた皆の胸に宿った "心" の本質。
放送やイベントや 色々なシーンでお客様と対峙する仕事でもある私。
あらためて嘉門達夫さんにかけがえのないものを教えてもらった この雨の中の「中止宣言でもちょっとだけよコンサート」は どんな大観衆と共に聴いたベストコンディションのライブよりも心に残るものでした。
会期間中、いろいろな感動のやりとりが この愛知の長久手の地には これからも繰り返されていくことでしょう。そうして。愛・地球博 歩いてみると きっと。
きょうこの日から ほんとの明るい未来をつくるのは
自分自身だってこと 気付かされるかもね。
先日 鎌倉でのお花見の席に、ワインに詳しい参加者がいらっしゃったので、ここのところ探していたワインについて尋ねました。



