873郡山駅前12月。
忘年会シーズンが華麗に幕を開け。

小川の怒濤の忘年会、最初は、12月5日
福島県の郡山からスタートしました。



会津若松の末廣酒造・新城社長を囲んで
「美味しい料理と美味しい酒をたのしんじゃうかい?」と題されたディナーパーティーで、
メニューは こんな感じ。
877メニュー

なぁんか、ワクワクしますよね♪







まずは、新城社長が ご挨拶。
887新城社長
身振り手振りで、さらにオヤジギャグ満載で語るその話術の才は、
FMふくしまで コーナーを担当するほど。

番組担当パーソナリティーの
マミ こと 矢野真未アナウンサーと、
リカ こと 三吉梨香アナウンサーもドレスアップして臨んでいます♪
FMふくしまの社長さんまで参加してくださって、
番組リスナーが 各円卓を囲んでいます。


ぷちぷち というシャンパンタイプの発泡酒で乾杯したあとは、
いよいよ料理と お酒を 合わせていきます。
この料理は あらかじめ末廣の各銘柄の酒をお渡しし、ホテルのシェフが
考え出した創作料理です。

876玄宰と料理
前菜の「真鯛の酒粕マリネ 柚子胡椒添え」には、
この蔵のトップブランド「玄宰」(げんさい)を。
すっきりとした飲み口の大吟醸が 白身の魚の旨みを引き出します。
酒粕の香りが 遠くのほうで感じられる 実に上品なお味♪

これぞ、最高のマリアージュ。

そういえば。
最近、NHK TV番組の「ためしてガッテン!」で
酒粕が、悪玉コレステロールの値を下げてり、
便通を良くしてくれたりと、健康パワーを秘めている。
と放送したものだから、さぁ大変!
酒粕の注文がひっきりなしに入って、てんてこ舞いなんだとか。
恐るべし。テレビ効果。。。
881山廃とホタテ料理
続いて、ホタテのグリルには、山廃純米酒を組み合わせました。
ズッキーニが美しく敷き詰められた上に鎮座ましますホタテは香ばしく、
山廃のちょっと濃い味に 絶妙にマッチします。

山廃とは、

濃醇な味になり、味の腰も強く、香りも奥行きがあって芳しい。
山廃仕込みは、杜氏さんの長年の経験と、高度なセンスを要求されるので、
最近はあまりやらないところも多いなか、ここ、末廣では明治末期に山廃造りを創始した嘉儀金一郎氏が、大正初期に試験醸造したのです。
その蔵が「嘉永蔵」。
当時から伝承される末廣の嘉儀式山廃造りで、酸味と甘味が入り混じるバランスよい山廃純米酒となっています。

883古酒と肉料理
さぁ、メインのお肉と合わせるのは、
観よ。このウィスキーのような色づきを。
オーク樽熟成純米酒です。
ちょっと澱や濁りもあるところなど、
まるでヴィンテージのワインのよう。

酸味、苦みもほどよく感じられ、
お肉とマリアージュさせたシェフのアイディアが伝わりますね。

そうとう、個性的な味の酒なので、デザートワインでもいいかなとも思いました。

最後はデザート。
なんと!
886デザートバニラアイスクリームに 
熟成酒をかけていただくという趣向です。

琥珀色の液体は「流転」と名付けられた
長期熟成酒。
トロっとした甘みが まさに食後酒。

新城社長が各テーブルを廻り、
一人一人のアイスクリームに かけてくれたのは嬉しいのですが、小川には多めにドボドボと。
いくらなんでもかけ過ぎやろう!!
お酒に埋もれて、アイスがほとんど沈没しています。。。

と、ワインと西洋料理を合わせるのは あまりに当たり前ですが、
日本酒は 実は とても素晴らしい食中酒。
つまり、食事の味を引き出し、美味しく感じさせてくれるのです。

それも、日本酒なら日本料理でしょ。
と決めつけずに、様々なマリアージュを あなたもコーディネートしてみては いかが?

コーディネートは こーでねーと。。。と、うるさがたになれるはずです!

素敵な忘年会の幕開け。
「扉」を福島で聴いてくださっているリスナーにもたくさんお会いできて、とても充実の夜でした。

マミちゃん、リカちゃん、新城さん、FMふくしま&末廣のスタッフの皆様、ありがとうございました!